「フン、それ(地上の制覇)ができるのは智略に長けた我らのみ」(第2話)
「積もり積もった怨み、憎しみ、その全てを込めて今こそ引導を渡してやる。止めだ、カブト!」(第48話)
CV:塩沢兼人
概要
深海魚の化石から生まれたマザーメルザードの次男。頭脳派を自任し、「兄者」と呼ぶ無骨な長男のライジャのことは見下している。兄弟仲は険悪(マザーメルザードが煽っている節がある)。
その性格上前線に立つことは少ないが、戦闘能力は兄に遜色がない。
デズル・ザ・グレート
第31話でビークラッシャーの台頭に危機感を覚えたことでマザーメルザードの体内で選りすぐりの親衛隊を取り込んで生み直してもらった強化形態。本人曰く「デズルにしてデズルにあらず」。トライデントや魚型の左手からの衝撃波が戦力。
カブトニックバスターに散り、唯一残った頭部をドードが回収した。
復活デズル
闇の意思に深海の闇の力を与えられて復活した姿(メイン画像)。マントの中は支えのみという異様な姿をしている。
同時に復活したライジャと共にマザーメルザードと無関係に作戦行動をとるようになる。兄弟が力を合わせれば、暗黒合成獣を生み出せる。ビークラッシャーと拮抗するため兄弟で組んでいたが、大胆な野望を抱いていた。
最終決戦ではビートルベースを爆破する。カブトにカブトランサーを突き立てられたドードが押さえて止めを刺すのを託すが、自身も突き立てられてカブトニックバスターで葬られた。
その死にマザーメルザードは無反応であったが、ライジャは以前の軋轢は不本意で目的はどうあれ共同戦線に感じることもあったのか、憤っていた。
余談
- 「ビートルボーグ・メタリックス」での名称はヴァイラー。ヌークス(ライジャ)と同格でなく、その側近という設定。
関連タグ
闇商人ビズネラ:塩沢氏が2年後の戦隊で演じた策略家の幹部。野心はなく、智謀は組織内では役立て、罠にはめようとするのは外敵のみなのが異なる。武闘派の上司より先に退場している。
クバル:20年後の戦隊の頭脳派の幹部で武闘派の幹部と仲が悪く常に張り合っている点が共通する。こちらも武闘派の幹部より先に退場している。