アース製薬が製造販売している固形炭酸入浴剤。
花王バブの競合品でもある。
概要
アース製薬が2015年から販売している固形炭酸入浴剤。バブの競合品として知られるが、バブや廉価商品に対抗するため天然香料成分を使用するなど香りをより本物に近づけた特長があり、ハーブ、果物、花木などのフレグランスがある。定番の森の香りや柚子の香りも、現地でアンプルを採取したり、柚子の油を抽出したりしているこだわりようである。
この温泡を受けて、後に花王バブも香りに特化した商品を売り出すことになった。
余談
その頃は花王バブに加え、㈱バスクリンのきき湯が市場を賑わせており炭酸入浴剤開発が求められていた。そこで同社は炭酸入浴剤製造技術と工場を持っている白元を白元アースとして子会社化した際に、同社のOEMとして、新商品の固形炭酸入浴剤『温泡』の製造を開始する。
バブはあくまで炭酸成分にこだわった商品である一方で、香りの再現性に弱いと感じていたという。そこで昨今のアロマブームに合わせ、本物志向を受けて売り出したのが同製品であった。温泡はバブよりお手頃価格だったことで売れ出したため、2017年より兵庫県赤穂市にあるアース主力工場に製造プラントを増設し、現在はアースが製造している。
だが、同じグループ会社である上に元々が白元アース(大元をたどればキング化学)の製造技術なので、製法はほぼ同じである。
一方で、白元アースが売り出していたHERSバスラボはスキンケアに特化した商品として棲み分けされるようになった。