概要
中国のハーレムアニメ。
ビリビリ動画において『爱神巧克力ING』(愛神チョコレーティング)という名前でアニメ化されて、他国でも名前が知られるようになった。
特筆すべきは、アニメ化された中国作品としては異例のハーレム萌えアニメという点である。
そのため、現地のオタクたちも「日本のアニメじゃないの?」という声をあげたほどである。
アニメが公開されると、規制の厳しい中国では珍しい、乳揺れやサービスシーンがあり、視聴者を困惑させた。
ただし、ハーレム要素で霞みがちだが、時折シリアスな展開になる。
原作では主要人物達は高校生という設定だったが、アニメでは大学生に変更されている。
現在はシーズン2まで作られている。
ストーリー
平凡な日常を愛する江浩一は、愛神チョコレートを口にしてしまった事で、同じくチョコを口にした女の子たちに言い寄られることになる。
全学生の嫉妬の眼を逃れるためにチョコの魔力を解呪しようとする浩一だったが、彼の人柄に触れた女の子達はチョコとは無関係に浩一に惹かれ始め・・・
登場人物
江浩一(ジャン・ハオイー)
本作の主人公である学生の少年。平凡な日常を愛している。
ある日、置きっぱなしにされていたチョコレートを見つけて「このままでは傷んでしまう。もったいない」と一口だけ拝借したところ、
それが愛神チョコレートだったため、平凡な日常から一転して同じくチョコを食べた学校の美人たちに言い寄られ、他の学生達から嫉妬されることになる。
元の生活を取り戻すために、チョコの力を解呪すべく少女達の悩みや問題を解決しようと奮闘するが、
その人柄のおかげで解呪後も惚れられたままでいるため、平凡な生活は一向に戻ってこないままである。
少女達からのアプローチにはタジタジだが、女性が嫌いというわけではない。
梅塔塔(メイ・タータ)
(イラストの右上の女の子)
ヒロインの1人であり、ある意味本作の元凶。
魔法少女の姿をしているが、その正体はキューピッドであり、浩一以外の人間には見えない。
浩一が食べた愛神チョコレートは彼女が作ったものであり、ハーレム問題解決のために浩一に協力する事になる。
次第に浩一に好意を抱き始め……
夏紫瞳(シャア・ツートン)
(イラストの左下の女の子)
愛神チョコレートの被害者その1。
清楚な雰囲気かつ才色兼備な学校のマドンナで、他の生徒からの人気も高い。
チョコの効力で「浩一の子供を妊娠した」という記憶を植え付けられており、
しかもそれを大勢の人間の前で話したため、大騒ぎを引き起こした(病院の産婦人科でも、「近頃の若い者は」と叩かれていた)。
後に、浩一の尽力でチョコの効力は解けるが、浩一の誠実な人柄に触れたことで、彼に本当に惚れてしまう。
唐萱(タン・シュエン)
愛神チョコレートの犠牲者その2。
体育会系かつ男勝りな性格のポニテの少女。
一方で、コスプレ好きという一面もあるが、周囲に知られないようにしている。
チョコの効力で「浩一と幼い頃から同棲していた」という記憶を植え付けられており、
他のヒロインと異なり、浩一に対しても好意は抱いているが、舎弟、もしくは所有物のような扱いだった。
コスプレイベントで色々とあった後、チョコの効力は解けるが、浩一の誠実な人柄に触れたことでry
林渊 (リン・ユエン)
愛神チョコレートの犠牲者その3。
学園一の秀才であり眼鏡っ娘の少女。
チョコの効力で「浩一の子を2人産んでいる」という記憶を植え付けられており、子供たちの幻覚を見ている。
実の父を幼い頃に失っており、養父とは確執がある。
浩一の尽力で養父との確執が改善すると同時にチョコの効力は解けるが、浩一のry
欧阳雪梨(オーヤン・シュエリー)
浩一の幼馴染であるゴスロリ&服目隠れの髪型をした少女。巨乳。
雪梨がボンボンの彼氏と交際して以降疎遠だったが、突如として浩一の前に現れ、
浩一に対して激しい独占欲をむき出しにして、他のヒロイン達に対しても刃物を突きつける等攻撃的な態度を取る。
用語
愛神チョコレート
今作のキーアイテム。食べた男性は同じチョコを食べた女性に惚れられる効果を持つ。食べた女性の抱えている悩みや問題を解決すると効果は消える。