概要
琉金体形の金魚だが琉金よりかなり丸っこい体形。最大の特徴は鱗(ウロコ)。鱗の1枚1枚が半円真珠(真珠を半分に割ったような形)をはめこんだように白く隆起したボコボコした鱗が特徴で見る人によっては嫌悪感を感じる外観かもしれない。別名パールスケール(和訳で真珠鱗)。
今日お店で一般的に見るのは珍珠鱗の作出途中で出現する短尾で丸手の個体を選抜交配して固定化したピンポンパールで、本家の珍珠鱗はなかなかお目にかかれない希少種である。派生種としては頭に肉瘤があるものを固定化した高頭パール、東錦と交配したキャリコパール、高頭パールをさらに改良した浜錦など。
飼育方法
基本的に琉金の派生種と考える。体形的に転覆しやすいため給餌は少なめに。最大の特徴である鱗は剥がれると再生までに時間がかかる上、その外傷部から感染症を起こす(水泡症というパールスケール系独特の病気)ことが多いので水槽内に無駄な突起物や石は絶対入れないこと(可能ならベアタンク飼育)。