あらすじ
田舎の鼠が都会の鼠を家に招待して麦、トウモロコシ、大根などの食べ物を振る舞うが、都会の鼠には「よくこんな退屈な暮らしができるな」と言われてしまう。
都会の鼠は田舎の鼠を都会に招待し、パン、チーズ、肉などの豪華な食べ物を振る舞い、田舎の鼠は感激する。
ところが、食べ物を食べようとするたびに食べ物を盗もうとする泥棒が現れて、二匹は小さな穴に隠れないといけなかった。
田舎の鼠は都会の大変さに呆れて「御馳走を振る舞ってもらって悪いけど、危険がない安心して暮らせる田舎の生活の方が性に合ってる」と言って帰ってしまう。
教訓
幸せは人それぞれで、満足できる形や安心できる場所は異なる。または、ビクビクしながら贅沢するよりは、質素でものんびり生きている方が良い。
表記揺れ
田舎のネズミと都会のネズミ
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