概要
男塾外伝赤石剛次とは魁!!男塾に登場するキャラ、赤石剛次を主人公に据えたスピンオフ漫画。
作画は竹添裕史。2016年5月からゴラクエッグにてWEB連載された。単行本は現在6巻まで出ている。
男塾の人気キャラ赤石剛次を主人公として起用。赤石が男塾本編登場以前の停学中だった頃の物語として描かれており、愛刀斬岩剣との出会いや自らの流派一文字流の因縁の中で赤石が一流の剣士として成長していくストーリーとなっている。
あらすじ
”男塾二・二六事件”で男塾を無期限停学となった男塾二号生筆頭・赤石剛次。彼はこれを機にと自らの力に敵う名刀を探し旅に出る。
そして吹雪の中辿り着いた斬岩寺で遂に後の愛刀”斬岩剣”と出会う。
自らの力に敵う名刀を遂に手にした赤石は世界中の剣豪が集う剣術大会”天限羅漢武刀会”への出場を決意。しかし、その先で待ち受けていたのは自らの流派一文字流に渦巻く因縁であった・・・
登場人物
原作からの登場キャラ
本作の主人公。本作において愛刀斬岩剣との出会いや自らの流派一文字流について描かれ、様々な戦いを経て一流の剣士として成長していく。
男塾二号生で赤石から二号生筆頭代理を任された男。しかし江田島塾長の命を受け赤石に同行することに。臆病で実力は無いが馬鹿力と漢気だけは一人前。
言わずと知れた男塾塾長。表向きは赤石に停学処分を下すも裏では十文寺幻想教団の壊滅や一文字流の争いを解決するために奔走する。
江田島塾長の幻想教団調査の命を受け裏で活動していた男。赤石と一緒に教団の本拠地十文寺へと乗り込む。
本作オリジナルキャラ
赤石剛壱
赤石の実の兄。横一文字流の使い手で兄弟の師を殺し継承権を奪ったとされる。天限羅漢武刀会に乱入し十文寺で赤石と激突。その真意とは・・・
神泉零
心眼を極めた盲目の女。赤石とは旧知の間柄で幼き日の約束を果たすため赤石達が挑んでいた真羅卍象大武会に乱入。赤石と激突する。
鞍馬剛血
蒼龍寺で修行を積み赤石や藤堂豪毅も一目置く剣士で氣を一点に集中させた鋭い突き「一貫閃」の使い手。剛壱と共謀し十文寺で赤石と激突。その後、師の仇である籠目六亡打倒のため赤石に同行する。
関武・張仁
真羅卍象大武会準決勝の相手で関武は青龍偃月刀、張仁は蛇矛の使い手。無類の酒好きコンビながら実力は本物。大会で敗れるも赤石の漢気に惚れ込み、兄貴と慕って同行する。
牛殻
横一文字流の使い手で十文寺門番長兼料理長を務める太っちょ。十文寺で最初に赤石に挑むが敗北。その後は赤石達に同行し、主に江戸川とコンビで活躍する。
緋邑影炎
籠目六亡の1人で幻覚作用のある煙を操る戦法を得意とする。十文寺で剛壱を倒した赤石の前に現れ、赤石達を真羅卍象大武会へと招待する。
紫雷
籠目六亡の1人で派手な衣装とオカマ口調で話す男。
黄土
籠目六亡の1人で何時も何かを食べ片言で話す小柄な男。
琥珀
籠目六亡の1人で全身に武者鎧を着こんだ男。しかし神泉零に背後から斬られ戦わず死亡。
棍
十文寺幻想教団の幹部。教団の総本山天空寺での戦いで剛壱に挑むも敗北。
珍孔明・珍大人
天限羅漢武刀会の案内を務める兄弟。王大人そっくりだが実は従兄弟の間柄。
チカチーロ
真羅卍象大武会一回戦の相手で元ロシア特殊部隊「赤い死神」のリーダー。部下と共に赤石達に挑むが鞍馬一人に敗北。
一文字神愚羅
十文寺幻想教団の真のボスにして今作の黒幕。自ら以外を本物と認めず他を偽物と断じ、天空寺に攻め込んできた赤石と一対一の勝負を繰り広げる。