疾飛丸
はやとびまる
下町の江戸っ子のような喋り方で人情味のある熱い性格をしており、アマテラスに拷問迷路速駆け勝負を仕掛けてくる。
最初は挑発的だったが次第にアマテラスとの速駆けに門番としての仕事では無く純粋に速駆けを楽しむ様になってゆく。最終戦では「本物の大詰め」と称して速駆けを挑んでくるが…
疾飛丸という妖魔の生き様
見事勝利すると…
「旦那ミテェナ男前ニ散リ際ヲ見届ケテモラエルナンテへッへ…妖怪冥利ニ尽キルッテモンダイ」
「掟ニ背イタラ消サレチマウノガアッシ達妖魔ノ定メ」
「コイツハアッシガ選ンダアッシノ生キル道」
「…誰ニモケチノ付ケラレネェアッシダケノ大事ナ人生デサ」
「タトエ妖魔ノ使イッ走リニ生マレヨウト…」
「散リ際クレェアッシノ好キニサセテモラワナキャココマデ生キテ来タ意味ガネェ!」
「旦那ァ…最後マデ道案内出来ナクテスイヤセン」
「別レノ際ニ満開ノ花束デモ手向ケテ差シ上ゲタカッタガ…ソンナ気ノ利イタ物モナク散リ行クアッシヲ
オ許シ下セェ」
「ソレジャ旦那…オ元気デ…!」と別れの際の気の利いた花束を用意できなかったことを謝りつつ一輪の花に姿を変え、散っていったのだ。
制作終了間際の段階では存在すらしていなかったキャラで、ダンジョンの仕掛け自体はほぼ完成してたのだが十六夜の祠ではほんわか要素がてんこ盛りだったのだが…「初っ端から強制エンカウントが二回」「殺しにかかってる仕掛けが多数」「BGMが終始陰鬱」などなどでほんわか要素が微塵も無かった。
お札と競争する要素はあったけどセリフも名前もないただの紙っぺら…と味気なかった存在だったが神谷英樹ディレクターが「セリフ回しで勝負!」とただのお札に『疾飛丸』の命を吹き込むアイデアで生み出されたのが疾飛丸であった。
第一印象は「ただの喋るうぜえ札」だったが最終的には「世界一男前な紙っぺら」に評価が変わる強烈なインパクトで人気投票では数々のメインキャラクターを差し置いて5位にランクインした。
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