概要
色素の薄い色白の肌に白い髪、そして白い蛇の下半身が特徴の魔物である。
彼女たちは、一部の人間達に水神として崇められている龍と呼ばれる魔物に仕える巫女である。
魔物にしては珍しく、大人しく静かな気性を持ち、その佇まいは見るものにどこか儚げな印象を与えるだろう。(公式ページより)
しかし、彼女達は心に決めた男性に対しては執念深いラミア属の例にもれず、非常に嫉妬深い一面を持つ。
夫が他の女性と接することを嫌い、浮気や逢引などしようものなら炎のような魔力の塊を夫に流し込む。
そうなると相手の男性に植え付けられた魔力の炎は内側から男性の心と身体を燃え上がらせ、水の魔力に満ちた彼女達と交わることでしか治まる事はなくなるという。
元ネタについて
水と関連の深い性質を持ちながら、「愛する男性を炎で焼く」という点から直接的な元ネタは安珍清姫伝説と推察される。
この伝説については語られている地方や文献によって細かい差異が多く存在するが、中には清姫の母親が白蛇の精であったとされるものもある。