解説
CV:宮野真守
本越大学医学部にやってきた講師。両手足は自身が開発した義肢になっている。
かつて帝都大学で優秀な外科医として働いていた。間黒男とは知己の関係。瀕死の患者だった黒男を蘇生させた本間丈太郎の執刀に感銘を受け、その神業にたどり着くことを夢見ていた。しかし交通事故によって両手足を失ったとして帝都大学を追われる。
帝都大学を去ってからは義肢の開発や身障者のリハビリの研究を仕事にしており、気さくで明るい性格から人気の講師となっていた。
以下ネタバレ
外科医として再出発するべく、手術器具を格納した特殊義肢とそれを自在に操るシステムを開発。間黒男の手術によってそれを自身の体に組み込み、見事再起に成功する。この特殊義肢のおかげでか帝都大学から手術の依頼を受け、これを外科医復帰の第一歩とすべく励んでいた。
しかし患者から「機械仕掛けの人間に手術をされるのは気味が悪い」という理由でキャンセルされてしまう。
この直後、両手足を失った原因が人為的であることを知り、その真相を知る多野を殺害。この時多野の右腕を奪っている。
その後左腕の義肢を家宝の刀である「百鬼丸」に付け替え、多野の共犯者だった宝と鯖目を襲撃。宝は瀕死の重傷を負い、鯖目は死亡した。
続いて首謀者・大剛景光の殺害を試みるが、警官隊に発砲されて片目を失う。倒れていた所を黒男に治療されるも警察に逮捕された。その後の裁判では宝の偽証によって狂人として死刑が言い渡された。
しかし、黒男は治療の際に鍵開け道具入りの義眼を仕込んでおり、百樹はそれを用いて脱獄。隠居していた大剛の死を見届けた後、海外に逃げた宝を追って戦地へと渡った。