概要
懐玉・玉折編(本編の12年前)に登場。
正式名称は「盤星教 時の器の会」。
日本呪術界の要である天元を信仰崇拝する非呪術師の宗教団体として設立。
その成り立ちは奈良時代、天元が日本仏教の広がりと共に術師に対する道徳基盤を説いたのが始まりとされている。代表役員の口ぶりからすると、当初の盤星教は純粋に天元の「教え」を信じる純粋な宗教団体だった様子。
動向
天元と同化する星漿体・天内理子を「不純物」と捉え、彼女の暗殺を計画する。しかし非術師の集まりである自分達では呪術師に阻止されるのは目に見えていたため、孔時雨の仲介により多額の報酬金を条件に呪術師に唯一対抗できる天与呪縛(フィジカルギフテッド)の持ち主である伏黒甚爾に暗殺を依頼。
結果として、甚爾の手で理子の暗殺と天元の同化失敗という当初の目的が達成され、盤星教は高専の呪術師達を出し抜くことに成功した。
しかし、この一件をきっかけに呪詛師となった夏油傑によって代表役員の園田が殺害されたことで完全に乗っ取られ、新たな宗教団体として作り変えられた。
以降、10年に渡って彼の野望のための資金と呪霊を集める呼び水として利用されることになる。