瞬く星々の数だけ、道標がある_星の向こうへ
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またたくほしぼきのかずだけどうひょうがあるほしのむこうへ
『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』に登場する一文。
天国に到達したDIOと空条承太郎の死闘。最後の最後に立っていたのは、基本世界と同じ、空条承太郎であった。
次の瞬間、承太郎は1人エジプトに佇んでいた。そこにジャン=ピエール・ポルナレフとジョセフ・ジョースターがやってくる。彼らは承太郎に花京院典明とモハメド・アヴドゥルとイギーが生きている事を知らせてきた。基本世界で死の運命を辿ったはずの3人、彼らが生きている。これは恐らくスタープラチナ・オーバーヘブンの真実の上書きによるであろう。
場面はまた変わり、空港へ。ジョセフと承太郎はホリィのところへ戻るため、ポルナレフは花京院達の面倒を見るためにしばしの別れを交わした。
そしてエンディングが始まった。各部の、写真のように切り取られたとある場面がそれぞれ流れ始める。そこには、以下の文が添えられていた。
「星の向こうへ」
それらの「写真」には、基本世界で死亡・離脱したはずの人々も共に立つ姿が写されていた。
「 あまり離れるなよ 」
「 本来なら母さんと一緒に留守番させるつもりだったんだが…おまえがぎゃーぎゃー泣きわめいて駄々こねるから仕方なしに連れて来たんだ 」
「 用事を済ませるまでおとなしくしてろ。わかったな? 」
「 うん! 」
「 向こうの亀、見てくる! 」
「 やれやれ
「 ひとつ尋ねたいんだが…この町で「東方」という姓の家を知らないか? 」
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