礒部公一

いそべこういち

広島県出身の元プロ野球選手（捕手、外野手）。

経歴

1974年3月12日生まれ、広島県東広島市出身の元プロ野球選手、野球指導者。

西条農高卒業後に、社会人野球・三菱重工広島に入社。1996年オフのドラフト会議にて近鉄バファローズ(→大阪近鉄バファローズ)から3位指名を受けてプロ入りした。

アマチュア時代から若手時代は捕手であったが、(同じ捕手出身の)梨田昌孝監督の頃、「スローイングに致命的な弱点がある」との判断から外野手にコンバート。2001年のリーグ優勝に功を奏した。2004年の球界再編騒動の際は、選手会長として球団存続を強く訴えた。

球団合併に伴う分配ドラフトにて東北楽天ゴールデンイーグルスへ移籍。初代選手会長兼主将となる。2009年に現役を退いた後は、楽天の外野守備走塁コーチや打撃コーチを務め2017年シーズン限りで退団。以降は野球解説者として活動をしている。

12年の現役生活で143併殺を記録したことから、「ISOBE」が併殺を指すスラングとなった。

関連項目

引退したプロ野球選手一覧