神主打法
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かんぬしだほう
野球における打者のバッティングフォームのひとつ
スクエアスタンスで、バットを体の横、あるいは体の正面でゆったりと構える形が神主がお祓いをする様子に似ていることから、「神主打法」と呼ばれる。
3度三冠王に輝いた落合博満が用いて有名になったが、その元祖は岩本義行(戦前は南海軍、戦後は大陽ロビンス⇒松竹ロビンス⇒大洋ホエールズ⇒大洋松竹ロビンス(現:横浜DeNAベイスターズ)、東映フライヤーズ(現:北海道日本ハムファイターズ)に在籍)。
落合はロッテオリオンズ在籍時、先輩の神主打法使い・土肥健二のフォームをみて腕の使い方がうまく、肩から下の腕の振りが素晴らしかった為模倣、自分のものにしている。
外国人選手ではゲーリー・レーシッチが落合に師事し、神主打法をマスターして活躍した。
全身の力をうまく使える姿勢であり、長打が望める反面、バットコントロールが非常に難しくタイミングがとりにくいため、落合でさえ「フォームの基礎を崩してしまうから野球少年達はマネをしないように」と述べるほど。
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