神凪煉
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かんなぎれん
「風の聖痕」に登場する人物。
八神和麻の弟。兄と違って炎術の才能に恵まれ、中学生(初登場時は小学生)ながらに浄化の炎の最高位・<黄金の炎>を操る炎術師。
女の子に間違われることもある美少年で、和麻を「兄様」、綾乃を「姉様」と慕う弟属性バリバリの性格だが、中身はしっかり者。周りにレベルの高すぎる術者が多いため、自分には才能がないのではないかと悩んだときもあった。炎雷覇を持たないこともあって術の出力は及ばないが、微細なコントロールなどの技術に関しては綾乃より上で、人間に憑依した妖魔だけを焼き尽くすことができるようになった。温和な性格と、内に秘める嚇怒によって順調に一流の炎術師への階段を上り始めている。和麻を尊敬しており、戦闘時の駆け引きなど、和麻を参考に行動することも。クラスメイトの花音と達也によく振り回されている。なにより頭も良く、運動も出来て、しかも顔も良い。服装が男物でなければ、周囲からは可憐な少女だと勘違いされてしまうことがある。事実、柊太一郎にはボーイッシュな服装でも美少女と勘違いされてしまった。
本キャラクターを語るうえで欠かさない最重要ポイント。
作中で煉が取った行動の多くは、火種あるいは事態の悪化につながっている。第1巻では「兄の説得を試みて、風巻流也に拉致される(アニメ版では邪悪な大妖魔を復活させてしまった)」、第3巻では「大祭の生贄である亜由美を救出するが、是怨復活の一因となってしまう(最も結果的に是怨を復活させたのは和麻であるが)」、第4巻では「黒幕に連れ去られ、助けに来た兄が暴走するきっかけとなってしまう」など、ことごとく報われていない。
見方を変えれば、綾乃に代わってヒロインの役割を担っており、そういった意味ではキャラが立っている存在。
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