アメリカ海軍に所属していた航空母艦。フォレスタル級航空母艦の4番艦である。かつては日本の横須賀基地にも配備されていた。
艦暦
1959年にニューヨーク海軍工廠で就役。
就役後地中海を作戦域とする第6艦隊に加わり、1962年のキューバ危機では封鎖艦隊の1艦として参加した。
1965年に太平洋艦隊に加わり、7ヶ月間ベトナム戦争に参加。
戦後は第6艦隊へ戻り、1985年まで地中海での作戦行動に加わった。
1985年から3年間、フィラデルフィア海軍造船所で艦齢延長や近代化を目的とした改装工事が行われ、改装終了後に太平洋艦隊へ転籍。
1990年から湾岸戦争に参加し、戦後の1991年から母港を横須賀に移し、ミッドウェイに代わって第7艦隊の空母として在籍した。
1998年9月30日にピュージェット・サウンド海軍工廠で退役。2019年までテキサス州ブラウンズビルで解体工事が行われた。
余談
かつて日本にも配備されていた関係から、日本の創作品でも登場機会が多い空母だったりする。ただし扱いは決して良くはないことも多く、『勇者王ガオガイガー』では横須賀沖を航行中に耳原種に取り込まれる、『征途』では反応弾頭を直撃させられて撃沈される、『遙かなる星』では母国が核戦争で壊滅し、海上自衛隊に接収される……など。
しかし2010年代以降にも『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』にヴィレ所属艦として脇役ながら登場するなど、日本を去ってからも有名作品にちょくちょく顔を出しており、今なお創作上での影響力も少なくないと言える。
関連タグ
キティホーク:インディペンデンスの次に横須賀に配備された空母。