解説
2012年10月から12月に第1期が放送され、そのあと半年毎に2014年9月まで合計6シーズンが放送されたテレビ東京のゲームバラエティ番組。
正式タイトルでは頭に「絆体感TV・機動戦士ガンダム~」が冠される。
アーケードゲーム「機動戦士ガンダム戦場の絆」によるチーム対戦型番組で、各地のゲーセンに集うプレイヤーのチームと板倉小隊がバトルをする。
後期には追加ルール(後半戦は攻守交代)で板倉小隊もジオン軍がプレイ可能となった事もあり各種ジオンMSを駆る板倉小隊を見る事も出来る。また、板倉隊長の著書『機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ』の登場機体も使用可能となる。
2021年に放送再開するも『戦場の絆』が稼働終了しているため、『戦場の絆Ⅱ』へと移行することに。全8話。
おもな出演者
板倉俊之(インパルス・中将)
ボケと美女が大好きな板倉小隊隊長。
「低コストの切り込み隊長」の異名の通り、陸戦型ジム、ジム指揮官型などの低コスト格闘機を駆って先陣を切る。しかし、時にはジム・スナイパーやガンタンクすら乗りこなす頼れる男。
初期は作戦もまともに立案できないダメ隊長で、2期では大将から中将に降格されるなど散々だったが、回を重ねるごとに切り込み役の立ち位置を獲得していく。
小隊を破った相手チームのMVPプレイヤーに二つ名を考えるのも役目。
又自身作の小説『機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ』の登場機体である"ジムスナイパーII(シャドウズ)"を操る事も可能となった。
森本英樹(ニブンノゴ!・少将)
板倉小隊ナンバー2。「ストイックソルジャー」のあだ名を持ち、戦闘になると極端に口数が減る。
ジムからガンダムまで何でも乗りこなすが、一番の得意分野は近距離戦。
板倉小隊の中でも屈指の撃墜率(被含む)を誇る。
豊崎愛生(声優・少佐)
小隊の紅一点な女性パイロット。登場初期は絶叫プレーを度々起こし、足手まとい感が強かったが、次第に技術をつけて成長していき、最終期には「癒し系アマゾネス」と呼ばれるまでに強くなった。搭乗機はもっぱら「ジム・キャノン」や「ガンタンク」などの砲撃機だが、やる時は陸戦型ジムにだって乗る。
搭乗機体の習熟度の関係から一時は「タンク豊崎」の異名を持つ迄に至った。
カバパン(ゲームライター・大将)
全国大会常連の凄腕パイロット。小隊のアドバイザー兼ツッコミ役。高コスト機に搭乗したときのプレッシャーは半端ない。特にアレックスとの組み合わせは「カバックス」と畏怖される。
番組内のコーナーなどで、小隊の面々を指導し、特に豊崎少佐を勝利にも貢献する迄に成長させた実績は大きい。
なお、2021年版では出演なし。
エースパイロットの面々
過去に戦ったチームから選抜された腕利きのメンバー。回毎に1人が交替メンバーとして出場する。
AKATUNA
2期にカバパンの一時的な離脱により、補充として加わった。「レジェンド」と呼ばれる全国屈指の強力プレイヤー。撮影現場でもひとりロケ地の土産品をもくもくと食べているなどかなりマイペース。愛称ツナちゃん。
ユウ
「神のライフル」とも呼ばれる超長距離狙撃のスペシャリストで、スナイパー技術では隊一番。いじられているうち森本の弟分のような立場になってしまった。
アカツキ
エースメンバートップの勝率7割を誇る、板倉小隊の「勝利の女神」。女神なのに男なので、一度だけそのゲン担ぎで女装したことがある。
KEN・G
冷静な分析力と判断力を持つ板倉小隊の隠れた参謀。モビルスーツを選ばないオールラウンダーで実力は未知数。
LPN
板倉小隊最年長で、現職の社長、かつ最高階級の元帥を持つスーパーマン。参戦は5期からで出演期間もさほど長くないが、なぜかメンバーのプライベート事情にやたら詳しい。この表記で「ルパン」と読む。
総司令部付(過去の登場隊員)
両名とも「Re:boot」で転属命令を受け、部隊から転属(番組卒業)。
上村彩子(声優・元AKB48)
補佐官として番組ナビゲータを務めていた。「REV.2」第13話では対戦相手の隊員として登場した事がある。
愛美(声優・ミルキィホームズフェザーズ/Poppin'Party)
番組のつか作戦の進行を取り仕切るタイムキーパーとして、チーム対戦時のMCとしての「絆コーディネーター」の称号を持っていた。略恣意的に作戦時間をいじっては、ゲスト部隊を利したり小隊を混乱させていた(バラエティ的には美味しいのだが、軍事的には利敵行為である)事もある。