概要
若い女性刑事。第128話において笹塚衛士のチームに配属される(登場自体は少し前の狸屋事件)。期待のホープとされ、有能だが真面目すぎて融通が利かない面がある。
狸屋事件では、捜査で被害者で社長の宮迫達夫が転落したと思われる本社の屋上で、容疑者の一人である女性秘書が屋上のフェンスが高すぎて女性では容疑者を落とせないという言い分を立証するために、不意打ちで石垣筍を落とそうとした(結果、女性刑事でも華奢な石垣を落とせないことが証明される。なお、直後に何故か周りの警官達も等々力を手伝って石垣を落とそうとしていた)。
笹塚のチームに配属された当初は役立たずの石垣の後継かと思われ、石垣にライバル視され、彼女も彼の無能を蔑視し、対立した。しかし、配属してすぐの喫茶店の殺人事件では、犯人の庵治川拓が本性をあらわにして犯行動機を語った際、その動機を真っ向から非難したことで逆上した庵治川に殺され掛けるが笹塚に助けられる。
実はこの人事は、入れ替えではなく、対シックスに備えたプラスワン増員。石垣とはいがみ合いながらもコンビを勤める。
笹塚を「先輩」と呼び、強い憧れを持っていた。笹塚が死んだ時には仕事に身が入らないほど落ち込んでいたが、石垣の機転で吹っ切れた。それ以降は彼を「先輩」と呼ぶようになり、関係も多少なりとも改善した様子。