概要
宮迫睦月の祖父であり、大手玩具メーカー「狸屋」社長。
「子どもと向き合うためには自分も子どもでいないといけない」という信念を持つ。
仕事に対する情熱がとても高く、大の子供好きである。
しかし、孫である睦月や通りすがりの少女のパンツを覗こうとしたり、高校生の桂木弥子を「初老」と認識する等、女児以外に興味がない完全なロリコンである。
また、仕事への情熱と信念が高すぎるがゆえに仕事の時は癇癪起こした子供みたいにパワハラ紛いな怒号と態度で社員達や競争相手にきつく接している。「部下と大人の付き合いをしていては、子供が喜ぶ物を作れない」ための行為であるが、こんな子供みたいな自分に振り回される社員達や、自身がわがままを言ったせいで死ぬほど悔しい想いをしているであろう商売相手に申し訳ないという罪悪感を抱いておりむしろ内心では「部下達は本当によくやってくれているし、その働きぶりには感謝もしている」と評価していた。
一ヶ月前から誰かに命を狙われている(自分目掛けて物を落とされたりなど)ことに気付き、警察に相談してもまともに相手にされなかったことで警察を信用できず、金で動くプロじゃなくては信用できないという理由から弥子に依頼した睦月とは別に吾代忍に調査を依頼していた。本人は自分の所業で誰かに恨みを買っていてもおかしくないと自覚しており、睦月のために生き延びることを決意していた。
だが、依頼した翌日に会社の屋上から落とされて死亡する。
事件の犯人は自分の息子で会社の取締役の宮迫醍醐で、犯行動機は(要約すると)社長の息子なのに特別待遇されないという子供じみた動機だった。
息子によって会社は大手企業に買収されかけていたが、本人は知らなかったが社員達は社長の心情を理解して付いてきており、事件後に一部の部下達が睦月に謝罪に赴き、買収されないように会社を守ろうと奔走している旨を伝えている。
なお、上記のパンツ覗きは死後も尚健在らしく、おまけページでは醍醐に殺された後も霊体となった自身は睦月のスカートの中を覗き込んでいた。
名前と見た目の元ネタはジブリ映画でお馴染みの映画監督・宮崎駿から。
ついでに達夫が女児にセクハラをする際の口癖「這って動く白」は「ハウルの動く城」をもじったギャグである。