概要
1997年4月から6月にかけてフジテレビ系列で放送されたドラマ。脚本は三谷幸喜。田村正和が主人公の総理大臣役を演じる。
わがまま・意地っ張り・気まぐれ・短気で無能なために支持率が1%を割るレベルまで落ちていた総理の内閣に歴代最短内閣の汚名がつかないようスタッフが奮闘するコメディチックな物語。
一部の脇役を除いて固有の名前がなく、主要人物は基本的に肩書だけで呼び合っている。更に舞台となっている国は徳川吉宗など歴史上の偉人の名前が出てきたり、政治体制が議院内閣制で宮中参内を行ったりするなど日本を思わせる要素が多いが、軍隊を持ち、名誉国民賞が存在するなど日本ではない架空の国となっている。あくまで日本のような国の総理大臣が主人公のドラマである。
放映前、雑誌の記事には全12話予定と書かれていたが全11話で終わり、12話は作られなかった。打ち切り説も囁かれたが、三谷曰く打ち切りではないとのこと。
ただし第1話放送時に3話までのシナリオしか出来ていなかったのは事実らしい。
三谷はその後も自己中心で支持率の低い総理大臣を主人公にした映画作品、記憶にございません!の監督を務めている。