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緑山高校

みどりやまこうこう

週刊ヤングジャンプで連載された桑沢篤夫による日本の野球漫画。

概要編集

週刊ヤングジャンプにおいて1984年21号から1987年50号まで連載されていた。


投げては200km/h近い速さの超剛速球が武器の二階堂定春(にかいどう さだはる)擁する緑山高校が甲子園で強豪達と戦う物語。新設校であるため全員が一年生。アメリカ遠征編やプロ野球編もある。


『緑山高校 甲子園編』のタイトルで1990年7月25日にOVA化された。全10巻。

豪華声優陣による怪演もあり、カルト的な人気を誇る。


登場人物編集

本編の主人公、投手。

身長198cm体重110kgという巨体の持ち主。

有り余るそのパワーは打てば場外ホームラン、投げれば超剛速球という怪物。

しかし性格は「自分一人居れば勝てる」と豪語する傲慢かつワンマン、その上極端な気分屋でやる気を失くすと棒球を投げてピンチを招くばかりか、酷い時はわざと負けようとするなど、どうしようもないトラブルメーカー

実際に甲子園編の決勝では、試合での態度の悪さを理由に花岡からアメリカ選抜になれないと言われて「自分を差し置いて他のチームメイトをアメリカに行かてせてたまるか」とわざと手抜きしてチームの足を引っ張り、その所為で犬島が負傷したにも拘らず反省の色無し(一応少しは罪悪感を感じたが)。

その上二年生編では春の選抜をボイコットするというとんでもない暴挙をやらかしている。

早い話が某名作野球漫画四代目キャプテンの実力と短所とウザさを極端なまでに跳ね上げたような奴である。


捕手。

何事においても気合で乗り越えようとする度を超えた熱血バカ。

二階堂とは犬猿の仲だが、二階堂の化け物染みた剛速球をキャッチ出来る唯一の存在でもある。

他のチームメイト(特に二階堂)が活躍するとすぐに対抗意識を剥き出しにするなど、元々目立ちたがり屋の多い緑山高校野球部の中でも特に目立ちたがり屋な上、二階堂と同等の傲慢さでチームメイトからの信望は薄い。

とはいえ、試合には真剣に取り組んでいる事もあり、気分次第で試合を掻き乱す二階堂と比べればまだマシなため、他メンバーとの軋轢は少ない。

(というか、作中でのトラブルは大抵コイツと二階堂の諍いなのだが)


緑山高校野球部キャプテン。三塁手。

ミーティング中にトイレに行ってる間に勝手にキャプテンの座を押し付けられてしまった不憫な男。

緑山メンバーの中では最も常識人で人望もあるが、一方で他のメンバー同様に目立ちたがりな部分もある。

また、アクの強いメンバーの相手をし続けた為か非常に毒舌。

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