プロフィール
概要
恋ヶ崎超女学園に所属している女子生徒で、『黒の三つ編みに眼鏡』といわゆる『委員長系』な容姿をしており、性格も生真面目で礼儀正しく、常にですますな丁寧な口調や敬語で話す。
だがこの手のキャラクター・ヒロインにありがちな『漫画やゲームに否定的』というわけではなく、家で(両親からは)漫画を読むことを許されてはいない物の、興味はあるようで教えて貰えたら嬉しいと思っているようである。
『委員長系』な見た目通りに運動やスポーツなど身体を動かすことは苦手であるが、逆に勉強など頭を使う分野は得意で、限定イベントでは引き際と攻め際を見極めて超男子校に所属していた頃はポーカーで負け知らずだった主人公を相手に完全勝利を成し遂げている。
9章でのメインヒロインなのだが、8章が初登場である。生徒会では生徒副会長を務めており、生真面目さや優秀さから『女王の右腕』と呼ばれており、美鶴自身も生徒会長である鳳凰院桐夜の右腕的存在を自負している。その為、桐夜が独断で伊乃の編入初日に伊乃を『生徒会長補佐』に任命した時は強く抗議した。
入学当初から成績優秀だったが、生真面目な性格や相手の立場で考えたり理解する事ができなかったのが災いしてクラスで孤立してしまい、「優秀なのだから」という建前で面倒ごとを押し付けられることが多く美鶴は、拒否して争い事に発展するのを避けるため、頼まれたことを全て請け負っていたのが、そんなある日、当時生徒副会長だった桐夜が美鶴の教室の前を通りかかり、「人にものを頼まれるという事は、あなたは頼られるような人物と思っていいのかしら?」と声をかけられたのが桐夜との初対面で、そこで美鶴は初めて自分は頼られているわけではなくいじめられるのを甘んじて受けていたという事を自覚する。
そして数日後。美鶴は『生徒会長のような本当の意味で頼られる人になりたい』という答えを見つけ、桐夜に「生徒会に入って会長の姿を見て学びたい」と申し出て雑用から始まり、いつしか「会長のために働きたい」そう思うようにもなり、現在では『会長の右腕』と呼ばれる生徒副会長になったというのが、美鶴の生徒会に入った経緯である。
恋の成就に至るまで
雨志野から恋ヶ崎に編入してきた女子、萩山伊乃とも恋の成就を果たした主人公は移動中に生徒会メンバー達の後ろ姿を見つけ、そこには自分の恋人となった伊乃もいて、一緒にいるのは生徒会長である桐夜と、生徒副会長を務める女子『若松美鶴』の姿もあった。
移動中でも美鶴が必要な資料を出し、それに対して的確な指示を出す鳳凰院桐夜のやり取りはまさに『女社長と女性秘書』といった感じでそれを見た主人公が恋ヶ崎の生徒達は美鶴のことを『女王の右腕』と呼んでいることに対し、(その通りだなぁ……)と思っていると主人公に気付いた伊乃が嬉しそうに抱き着いて軽く話すのだが、「寄り道してると置いてきますよ」と美鶴の厳しい声が飛んで来て、更に「お二人が恋愛を成就させたことは祝福すべき事ですが、公私混同しては困ります」とお説教をしそうになるが、桐夜がそれを諫める。その後移動中だった桐夜は伊乃を連れて立ち去るのだが、美鶴は一緒に行かずに残っておりそれに主人公がどうしてか思っていると、美鶴が『主人公と伊乃の会話を遮ったこと』を謝るが、主人公は「謝る事なんてないし、むしろ注意してくれてありがとう」と返事をすると予想外の答えに「な、なぜお礼を言うのですか?」と美鶴は聞くのだが桐夜に(合流を)急かされたので「また謝罪しますので」と頭を下げて去って行く。
そんな美鶴を見て主人公は(若松さんは真面目で律儀な娘だけど、どうして桐夜さんにあれ程に憧れているのだろう?)と思いつつも、自分も男子部の仕事に戻るのだった。
それからしばらく経ったある日。伊乃に呼ばれた主人公は生徒会に赴き、呼び出し人である桐夜から『明日から理事長である母の海外視察に同行するため、自分は学園を離れる』という事を聞くのだが、同じく初耳だった美鶴が「(桐夜様が)不在中の判断は、どういたしますか?」と桐夜に聞くと「全て、あなたに任せます」と美鶴に一任するのだが、美鶴本人としては自信がないようで顔を伏せる。そんな美鶴に桐夜が余裕な笑みで「わたくしの次に生徒会を背負うのはあなたよ。しっかり胸をお張りなさい(留守を)お願いできますわね」と美鶴に託す言葉をかけると、最初は顔を上げなかった美鶴も覚悟を決めたようで「……はい。会長のご不在のうち、何も問題の起こらないようにします」と返事をする。
そして桐夜が不在の間美鶴が代役を務め、主人公も生徒会の手伝いをすることになって(男子部に差し支えない範囲でだけど、これは若松さんにアピールするチャンスだ!)と一人考え、一緒に生徒会の仕事をする美鶴に「これからよろしく」と挨拶をする。それに美鶴も「よろしくお願いします。会長のおっしゃる通り、協力してもらいますよ」と言うがそれに『出来る女』を感じた主人公は緊張するのだった……
伊乃に頼まれて生徒会の手伝いに来た主人公だったが、美鶴は桐夜の不在で忙しくて苦労するどころか、「もう一人でいいんじゃないかな」と思わんばかりに一人で生徒会の庶務を切り盛りしてハイペースで仕事をこなしていくため、主人公には手伝う事がなかったのだ。そんな美鶴に「これは下手に手を出すと、足を引っ張ってしまいそう」と思った伊乃と主人公は美鶴から仕事を頼まれて取り組み、主人公は途中でナナにアドバイスを貰いながら注意して進めていく。そんな感じで進んでいた所で、伊乃とナナがお茶を入れてくれることになったが美鶴は一瞬主人公の方を見ただけですぐに仕事に集中する。主人公は思い付きで美鶴に質問するも手を止めずに声だけでの返事をされたので、(俺は若松さんに好かれてないみたいだな……お互いに相手を知らないなら当然だしまずは話して親睦を深めよう)と考えた主人公は美鶴に「何がきっかけで若松さんは桐夜さんを尊敬するようになったの?」と聞くと、美鶴は「あまり面白い話ではありませんが、いいですか?」と前置きしてから説明してくれる。それを聞いた主人公は、それまでの美鶴の日々を考えて尊敬の念が浮かぶが、美鶴本人としては「桐夜様の下について一年経つのに私は未熟なままですから」と謙遜するが、主人公は「それでも不在の間を任せられるんだから、桐夜さんに信頼されてるってことじゃないか、やっぱり美鶴さんは凄いよ」と思ったことをそのまま言い「話してくれてありがとう」とお礼も言うと美鶴は「貴方のことをよく知っているわけでもないのに、何故自分のことをこんなに話してしまったんでしょう?」と不思議がるが、それに主人公が「それは若松さんが優しいからじゃないかな? 俺が聞きたいのを無視しないでくれたわけだし」と答えると「私は、優しくなどは……」と否定しようとするが、伊乃がいきなり入ってきて驚いてしまうが、すぐに冷静さを取り戻してメガネを直す。話した後に「秘密にしてて欲しい」と頼まれた主人公は(ナナと伊乃にもいつか話す時が来るかもしれないけどそれは若松さんの許可が取れた時で、それまでは約束通り秘密にしておこう)と考えるのだった。
それから後日、主人公はクラスの女子達が妙にそわそわしているのが気になっていると、ナナが『次の女子道の模擬試験の実技で、苦手な方は対策に悩まれている』と教えてくれる。
それを聞いた主人公は『どうしても単位が取れそうにない女子や場合だけ練習に付き合うってことにしよう』と模範的なことを考え、時間は流れて放課後になり、主人公が女子道の試験について考えながら生徒会室前まで歩いて到着し、美鶴と二人で生徒会の仕事を進めていると美鶴が声をかけてきたので、「もしかして手伝った書類に間違いでもあったか?」と思ったがそうではなく相談があるようで美鶴の視線を追うのだが、その先はなんと『主人公の股間』で美鶴は意を決して『生徒会の一員として難しくて苦手な女子道でいい成績を出すためにも、口淫の練習相手になって欲しい』と頼んでくる。それを聞いた主人公は「本気で言ってるのか?」と返すが、本気のようで美鶴が『生徒会役員として模範を示したい』というだけでなく『自分(主人公)に喜んでもらいたい』というのもあると分かるも風紀委員にバレたら一発アウトな危険な行為(超女学園では恋の成就をしていない男女が性行為を行うのは禁止されている)で、「それでも勉強したい」という美鶴の覚悟に主人公は頼みを承諾して練習相手になるのだが、美鶴の恥らいつつも情熱的な愛撫は、十分すぎる程に主人公の心の琴線に触れていた。美鶴からは昔の話を聞き、アクシデントから下着姿を見てしまい、手作りクッキーを貰い……そして今回のフェラの練習と彼女と一緒にいる程思いが募っていく。気づいたら主人公の方が美鶴の魅力に気付いてしまえばこうなるのは避けられなかったのかもしれない。
桐夜が海外視察から戻ってきていない生徒会室に、バスケ部と写真部の部長が少し慌てた様子で入ってくる。バスケ部は『バスケットのゴールが破損してしまい』、写真部も『展示会に使う暗幕が必要』ということで二人とも『所属する部の追加予算の申請』ということで生徒会に頼みに来たのだが、恋ヶ崎は部活の数も多く予算も取り合いになるため難しい問題である。美鶴の『(追加予算は)すぐには出せないので待ってください』という規定通りの対応に二人とも納得できないようだったが写真部では予算会議の時に申請するチャンスはあったし、ゴールも老朽化は前から分かっていたことで壊れる前に申請する事自体はできたので、主人公は(バスケ部と写真部にも)落ち度があったことを指摘するが、「部外者は黙ってて」と聞き入れてもらえなかったり、『会長なら交渉しづらいけど、(美鶴は)頼まれたら断れない『(都合の)いい人』だから言い分を通して貰えるという算段があった』という写真部の言葉に一番言われたくない事を言われた美鶴は勿論、主人公もカチンと来るが美鶴は仕切り直すようにメガネを直して、『追加予算の申請には』譲歩も妥協もする気はないことを答えると二人の部長は不満ながらも…そして悪態をつきながらもそれを受け入れ、美鶴は「ご希望に添えず、申し訳ありませんでした」と二人の部長に頭を下げる。二人の部長が生徒会室から出て行った後でも、桐夜を今まで見ていた美鶴は「会長の留守を預かる以上、それ以外の私情を挟むことはありません」とこんな時でも『桐夜さんならこうする』を確信してそれに従っているが、(「若松さんなら押し切れるかもしれない」という考えがうまくいかなかった彼女たちは逆恨みをせずにいられるだろうか……?)と考えた主人公はどうにも胸騒ぎがしてならず(何も起きないといいんだけどな……)と思うのだった。
その悪い予感は『『生徒会が必要な予算を通してくれなかった』という話が翌日に生徒達の間に広まっていた』という形で的中してしまい、更に「若松さんは会長がいないとダメ」とか「会長の右腕と言われてるけど実はそんなに頼りにならない」とか勝手な事を言う女子まで出てくる。原因となった部長二人がそこまで悪く言ったのかは分からないが、美鶴への不満を言う声があちらこちらで聞こえる。更に「来年の生徒会長は若松さんは融通が利かないから、もっと話のわかるを選ぼう」なんて事を言う者まで出てきて、もし美鶴を良く思っていない反対勢力が大きくなれば、組織票ができて生徒会選挙で大きく不利になってしまう。放課後に男子部の依頼を終えた主人公はすぐに生徒会室に向かうと、美鶴はいつも通り仕事をしているが実際は目に見えて元気がないのはすぐにわかった。主人公はそんな美鶴に「少し前までは、若松さんのことをすごく評価してたのに……手の平返してあんな好き勝手言うなんて、酷くない?」と聞くのだが、美鶴は『彼女達が不満を持つのも仕方ないですし、これは自分が最良だと思った判断で起こった結果ですから批判を受けても、それは仕方のない事です』と悪く言われることを受け入れているようだった。だが主人公は「若松さんは正しい判断をした。けど本当は迷ってるように見える……違うか?」と聞くと美鶴は初めて仕事の手を止めた。そこから『俺の考えは間違ってなかった』と確証を得た主人公は「若松さんは桐夜さんの留守を任された。けどそれは『桐夜さんのマネをすればいい』ってわけじゃないと思う。桐夜さんの考えを代弁するんじゃなくて『自分の考えを自分の言葉で話さないと』彼女達には伝わらない」と言葉を続けると。その言葉に美鶴は「このままでいいのか」と心を揺らされる。だが、美鶴に行動を起こさせるには至らず、「少し考えさせてくれませんか」と言うだけだった。それに(今の若松さんに今必要なものは『自分の決定を正しいと信じる勇気』でどうしたら若松さんを勇気づけられるのだろうか……)と主人公は普段は使わない頭をフルに使ってその方法を全力で考えるのだった。
桐夜が不在の生徒会は風当たりが強くなる一方で、バスケ部は悪態をつき写真部は落ち度があったのに完全に被害者面で生徒会が悪いように言っていたのだ。主人公がそのことで考えながら歩いていると、「あんな人(美鶴)全然頼りにならないし、役員に相応しくないから署名集めでもしようか」と美鶴の悪口や勝手な事を言うバスケ部と写真部の部員二人を目にする。
主人公は「(追加予算のことなら)生徒会でも決めかねてるから、もう少しだけ待ってほしい」と言うと、二人は主人公に聞かれるのは予想外だったようで慌てて逃げるように行ってしまう。そして主人公が気付くと、ちょうど今通りかかったようで美鶴が後ろから「どうして助け船を出したんですか?」と声をかけてくる。美鶴は続けて「あなたがそこまでする必要はありません。あなたには、何の責任も……」と言うと「『責任感』じゃなくて『自分がそうしたいから言っただけ』だし、好き勝手言ってる所に何も言わずにいたら俺らしくないと思ったんだ」というと、美鶴の眼鏡の奥の瞳がかすかに見開かれる。その反応に主人公は「何か変な事いったかな?」と思うが、美鶴は「『自分がそうしたい』ということを選ぶこと……それが自分らしく振る舞うということなんですか?」と聞いてくる。それに主人公は苦笑いしながら頷くと、美鶴は「私も自分で決めてもいいのでしょうか? 桐夜様がいなくても生徒会の一員として……私が生徒会の方針を決めて……そのために行動してもいいのでしょうか……?」と聞いてくる。そんな美鶴に主人公は「若松さんはもっと自信を持っていい ずっと生徒会で、生徒の為に仕事をしてきたんだ。桐夜さんがいなくたって、若松さんは正しい判断を出せるよ」と背中を押す言葉と「俺は若松さんを応援する。どんなことだってするから何でも言ってくれ」という応援の言葉を言うと、美鶴は「あなたは……本当に真っすぐな人なんですね。自分の気持ちに嘘をつかない。私も貴方が言う通り自分の気持ちに従って出来る限りのことをしたいと思います。」と答えて顔を赤らめて微笑む。主人公はそんな美鶴の可憐さに見惚れて言葉を失ってしまう。初めの頃は自分のことを良くは思っていなかった美鶴が認めてくれて、熱のこもった瞳で見つめてくる……そこで後ろから大慌てで伊乃が走ってきて主人公が「どうしたんだ?」と声をかけると、伊乃は汗びっしょりで激しく肩を上下させてる。そして伊乃は主人公が美鶴を元気にしたこと察すると「やっぱりすごいね」と褒めてくれる。それに主人公が「俺は別に大したことは言ってないぞ?」と返すと、「(問題解決のためにも)バスケットボール部と、写真部……両者の要求を満たすために、必要な予算を計算してみますお二方や、他の方々にも協力をお願いするかもしれませんが……」と頼むが伊乃は元からそのつもりで、主人公も美鶴を励ましてくれる。それは主人公は美鶴と一緒にいるうちに『若松さんのために何かがしたい』と思う程にそのひたむきさに惹かれ始めていたのだから。
主人公は次なる考えとして美鶴にバスケ部と写真部の実情を見てもらう事にした。そこでバスケ部も写真部も予算が通らない事で部活動でとても困っている事を現状を見て理解した美鶴は生徒会室に戻ると二つの部の部活動の状況を見て必要な予算を計算してその結果を出す。だがその額は27万5千円と高額で、それに主人公はげんなりしてしまう。当然今までの傾向で考えて学園から予算を出してもらう事はできないし、伊乃の提案した『毎日募金活動をして集める』という方法では時間がかかりすぎて間に合わない。だが美鶴には現状で打てる方策があり、それは『この学園には部活の数も多いため、その分予算が足りないバスケ部や写真部とは逆に予算の余剰分がある部活が多く、その余剰分を一時的に集めて、バスケット部と写真部に必要な予算として出資する』というものだったのだ。だが「二百近くある部活を一人で回るのは困難である」という事を美鶴から聞いた主人公と伊乃は各部への掛け合い担当として名乗り出る。こうして主人公、美鶴、伊乃の三人がかりで各部の余剰分の部費を集めることになり、閉門の時間になったら集合することになり主人公はナナを連れて出発する。
主人公は学園中を走り回って、全ての部活に頭を下げて回る。その途中で生徒会の事情を主人公から聞いた恋人達も協力してくれ、特に牡丹姉妹が演劇部として協力して貰ったのが大きな助けになった。あちこち奔走して主人公はクタクタになるもナナから目標金額の到達を聞くと主人公は一気に活力が戻ってくる。後は生徒会室に戻って、美鶴と伊乃から結果報告を聞くだけだが、生徒会室に戻るとそこには騒動の原因となったバスケ部と写真部の部長も呼び出されていた。主人公と同じくあちこちの部を回って疲れている美鶴と伊乃は駆け寄ってきてどれだけ集められたかを聞いてくるが、主人公は「みんなの助力もあって、言われてた額を俺の方だけで全額集められたぜ!」と告げると感激した伊乃だけでなく、美鶴までもが感極まって抱き着いてくる。それを聞いた二人の部長は恐縮するが、美鶴が続けて「今回集めたお金は今月の予算会議を経て再分配して、次回からは追加予算を確保できるように事前検討する」と補足情報を告げると二人の部長は大きく必要な予算を集めてくれたことへの感謝や生徒会に…特に美鶴に大きな迷惑をかけてしまったことを謝罪をして生徒会の今回の予算問題解決の方針を受け入れてくれる。
今回の騒動で美鶴と生徒会はバスケ部と写真部からの信頼を取り戻し、特に美鶴は『生徒会長の右腕』というだけでなく、『尊敬する桐夜やその考えにただ従うだけでなく、自分個人が正しいと思う考えで行動に移せるようになる』という成長のきっかけにもなったのだ。
そしてバスケ部と写真部の部活の予算問題を解決した後、休みの日に主人公は美鶴に呼び出され、デート先である伊乃の歓迎会の時に行った喫茶店で二人は『美鶴は最初は主人公のことを良くは思っていなかったこと』『知り合って間もない頃に生徒会に入った経緯を話してくれた事や手伝いのお礼にクッキーを作ってくれたこと、それらが嬉しくて好きになったこと』等を色々な事を話していき、美鶴の「こんなつまらない女でも……好きになっても、いいですか……?」と告白し主人公が「自分のことを卑下しないと約束してくれるなら」と条件を付けることでそれを受け入れ、恋の成就を果たした二人は本屋でデートして、主人公は美鶴を連れて家に戻ってくる。そこで二人はキスをしながら愛を確かめ合い、心身共に結ばれるのだった……。
余談
美鶴は主人公と恋の成就を果たし、相思相愛の恋人になったのだが、とあるセクシー属性ヒロインと同じく主人公からの呼び方は現在も苗字呼びのままで、主人公からは名前で呼んでもらっていない。
関連タグ
ようこそ!恋ヶ崎女学園へ 眼鏡っ娘 黒髪 三つ編み 生徒副会長