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萬古長空

ばんこちょうくう

台湾の人形劇「霹靂布袋戲」シリーズの登場人物。メイン画像右の人物。
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概要編集

称号:刀劍無名(とうけんむめい)


 台湾の人形劇「霹靂布袋戲」シリーズに登場した刀剣同修の青年剣士。

 千葉傳奇に見出され、死神や滅境との戦いで活躍するが、集境の苦境侵略に巻き込まれ命を落とす。


プロフィール編集

性別
初登場霹靂神州III之天罪 第34集
再登場霹靂天啟 第18集
退場霹靂經武紀之梟皇論戰 第18集
仮名醉仔
根拠地阿虛夜殿
恋情釋女華
友人明珠求瑕、遊子安、蘇苓、泰逢
上司千葉傳奇
同族日盲族大祭司、鷹無眼、燕啼紅、鐵老、銀絕
子分怨無敵、天下第二、三月櫻、九月楓

人物編集

 「醉仔」は黒髪の、「萬古長空」は褐色の髪の青年剣士。

 刀剣同修で、その腕前は一族では千年に一人の逸材と言われる。日盲族ながら昼間も目が見える。

 罪人の子として名前もない人間だったが、千葉傳奇に気に入られ彼の直属の部下になる。

 口数少なく、表面的には冷静だが中身は一途で熱い。


経歴編集

 日盲族は、日光下では失明してしまう体質により闇に暮らすことを余儀なくされた人々で、両親が一族を追放されたことによりその子である萬古長空は名も姓もなく育った。

 桃花林で知り合った一族の聖女、釋女華と、彼女の身分を知らずに恋に落ちるが、彼女は政略のため一族外の男に嫁ぐ。

 酒飲みのため「醉仔」と呼ばれ、子分たちとある種気楽な生活を送っていたが、千葉傳奇が誕生したことと、苦境に死神が出現したことにより状況が変わる。

 醉仔は、釋女華の死を巡って親友、明珠求瑕と斬り合いになり、命を落とす。


 その後、千葉傳奇の希望で醫邪・天不孤の手により再生され、あらためて「萬古長空」と名付けられる。

 千葉傳奇は彼に魔剣「創世」を与え重用するが、萬古長空は千葉が彼の友人だった蘇苓が死ぬように仕向けたのではないかと疑い、苦悩する。

 それでも、萬古長空は彼に命懸けで尽くす。

 集境の一員となった彼らは燁世兵權の苦境制服に手を貸すが、葉小釵が千葉軍の前に現れると、彼が素還真の指示で千葉を殺しに来た、と萬古長空は考えた。

 そして、千葉傳奇を逃がし、追おうとする葉小釵を全力で阻止するが、使い手本人すら意図しない剣の動きにより胸を貫かれる。


最期の言葉編集

 最期を悟った萬古長空は、

葉小釵,你知道嗎?我一直羨慕你,追隨的人。

 と言い残して息絶える。

 彼の死により、千葉傳奇は大切な人を失う痛みを初めて知る。


 萬古長空の最期の言葉「我一直羨慕你」には、同人的に解釈が二通りある。


関連タグ編集

霹靂布袋戲 千葉傳奇


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