概要
包帯を巻いた石火矢集団、鉄砲や大筒などの火薬を用いた武器を持つ。
ゲーム中では、特に中盤に登場する落ち谷と言うステージで大量に登場するが、実はゲームの序盤からそれとなく配置されており、存在自体はゲーム開始直後からほのめかされている。
黄色煙硝という強力な火薬の元を使った武器を持っており、遥か遠方からでも外敵を見つけ、容赦なく攻撃する。
百足衆とも関係があり、鉄砲砦の最奥に百足衆の一人であるジラフがいるが詳しくは語られない。
葦名城の外れにある白蛇の社を抜けた先に、通称落ち谷の鉄砲砦と呼ばれる砦を築いている。
谷にかかった吊り橋を渡らなければたどり着く事ができず、備えなしで渡ろうものなら、周囲から蜂の巣にされてしまう。
たどり着いても、砦内には地雷が仕掛けられており、ダメージはないが踏むと音が鳴って侵入が悟られてしまう、攻略が難しく葦名の数ある難所の1つ。
蛇の目
落ち谷の鉄砲砦を取り仕切る石火矢遣いの女衆。
いにしえの淤加美の一族の末裔で、遙か彼方を容易く射抜く事ができる特別な目を持つ。
蛇の目 シラフジ
鉄砲砦前の仏像に鎮座している。
周囲が底なしの崖になっているので落とされる事もあるが、稀にシラフジが落ちる事もある。
蛇の目 シラハギ
鉄砲砦の中継地、葦名の底の毒だまりにいる。
周囲が毒沼になっているので浸かると中毒になるが、ここにシラハギが入ると中毒になる。
武器
- 石火矢
藁を巻いた木の棒に焙烙玉を撃ち出す事ができる銃身が取り付けられた銃砲、説明には石火矢とあるが形状は火銃に近い。
相手に接近された際は銃身で直接殴り付ける、銃身に釘のような鋭い突起があり、相手を引っ掛ける事も可能。
銃身での直接攻撃は出が早く攻撃力が高い、弾くとすぐに攻撃が止まるので技が変化しやすい。
シラフジに関しては、淤加美一族の末裔ということもあって、義手忍具「錆び丸」が非常に有効。連続で当てればすぐに中毒状態となり、大きく怯むモーションが入ると同時に、体幹、体力へ大ダメージを与えられる。隙をついて積極的に狙っていこう。
技
- 構え撃ち
煙を吹かせながら弾を撃ち出す、ため撃ちは銃弾が強くなりガードを貫通する。
- 危・掴み
銃身の突起で相手を引っ掛け、怯んだ相手に銃口を押し当てて発砲する技。
素手での掴みではないので弾くことが可能。
- 回避撃ち
後方へ退きながら銃を構えて発砲する。
斬り返しの代わりや、構え撃ち中に相手が近付いてくると構えを解除して回避撃ちを出す。
余談
石火矢を使う戦闘集団、全身に包帯を巻いている人間と言った要素から、もののけ姫に出てくるタタラ場を想起するプレイヤーも多かった。
実際、作中の要素や描写から鍛冶技術に関する何かしらの設定を感じられるが、結局のところ詳細は不明。この点に関してはプレイヤーの想像と解釈に委ねられている。