「私の名前は藤原妹紅。輝夜からの刺客なら返り討ちにしてやるけど、どうやらそうじゃあないみたいね。」
「まったく、輝夜はわがままが過ぎるのよ。好奇心のままに行動するから、ここでもはぐれてしまったし。いつも付き合わされる方の身にもなってほしいわ。」
曖昧さ回避
原作における「蓬莱の人の形」はこちらへ。→蓬莱の人の形
概要
永遠の夜の世界の藤原妹紅。彼女の世界の幻想郷は永遠に夜が続く異変が長期化している。汎異記号は「A8」。
容姿はL1が『東方深秘録』のような破れた半袖姿だったのに対して、こちらは『東方永夜抄』の時の長袖姿になっている。さらにもんぺのようなズボンもL1の妹紅のものと比べて色味が濃く、髪色も黄色味が抜けてさらに白髪に近くなっている。
また口調もL1の妹紅とは異なり、初登場時のような女口調で話す。
プレイアブル化
実装形態 | フェス限定 |
---|---|
式 | 速攻式 |
気質 | 光柱 |
拡散 | 時効前夜 |
集中 | イグニソムニア |
スペカ1 | 時効『月のいはかさの呪い』 |
スペカ2 | 『インペリシャブルシューティング』 |
ラスワ | 『ディープネストリザレクション』 |
テーマ曲
永遠の夜の世界の妹紅のテーマ曲は、オーライフジャパンの「人間の歴史は愛の炎」。「月まで届け、不死の煙」(プレインエイジアのフレーズも含まれている)。
東方永夜抄ネタ
ボイス
余談
気質は『光柱』。遠方地上の光源によって発生するまばゆい光のこと。
小ネタ
ショット・スペルカード
スペルカードは「東方永夜抄」Extra1枚目とラストのものから採用、ショットの名前は採用されたスペルカードに対応したものとなっている。
拡散ショット「時効前夜」の『時効』とは、「ある出来事から一定の期間が経過したことを尊重して、その状態が法律的に正当ではなくとも権利を認める(具体的には「過去に不法な行為があったとしても、一定期間にわたってその責任を問われていなかった場合にはその出来事の責任は問われない」)」という制度。一般には民事法における時効・刑事法における時効に大別されることが多く、時効が適用されない案件などもあったり、一部の案件においては時効の期間が非常に短いものもあるためかなり複雑なものとなっている。
妹紅のショットの名前に『時効』が使われたのは妹紅が過去に殺人事件を起こしている(下山中の調岩笠を蹴り飛ばして蓬莱の薬を強奪し、岩笠は消息不明となった。このことは小説版東方儚月抄4話、本作では白銀の風のストーリーでも触れられている)ことが由来と思われる。
さらに「時効前夜」に対応するスペルカードは名前の由来を同じとしている時効「月のいはかさの呪い」であり、演出もそのスペルカードを使う前の通常弾幕を再現している。
集中ショットの「イグニソムニア」はラテン語で「炎」を意味する「ignis」と、ラテン語で「夢」を意味する「somnia」を組み合わせたものと思われ、組み合わせると『炎の夢』となる。御札弾の色が全て紫色であることから演出は蓬莱「凱風快晴-フジヤマヴォルケイノ-」の直前の通常弾幕、対応するスペルカードは「インペリシャブルシューティング」と思われる。
ラストワードは「フェニックス再誕」のアレンジ、演出のラストは非スペル技である「リザレクション」のオマージュ。
「ディープネスト(deepnest)」は「最深部」を意味する。最深部は「それ以上奥に進めない、最も深い部分」のこと。