地上の兎(東方ロストワード)
ちじょうのうさぎ
原作における「地上の兎」はこちらへ。→地上の兎
永遠の夜の世界の因幡てゐ。
彼女の世界の幻想郷は永遠に夜が続く異変が長期化している。
彼女は永遠に夜が続く異変が長期化する原因の一つである可能性があるとされている。
迷いの竹林の最長老兎で、永遠亭の住民の中ではかなりの古参とされてること、かつて竹林に関して永琳と交渉したことがあること、そしてただの「妖怪兎」を自称していることは変わっていないが……。
容姿は「永夜抄」寄りで、「花映塚」寄りのL1てゐとは若干異なる。チャームポイントとも言うべき(?)ニンジンのアクセサリーが無く、L1よりもスカートの色は薄く丈が長い。
表情差分が一つしか無かった永夜抄(永夜抄のてゐの立ち絵はラストワードのカットインだけ)とは異なり、表情は非常に豊か。
ちなみに前髪の方向は原作とは左右反対で描かれている。
汎異記号は「A8」。
実装形態 | フェス限定 |
---|---|
式 | 破壊式 |
気質 | 海軟風 |
拡散 | 兎妖精隊(強襲仕様) |
集中 | 兎妖精隊(殲滅仕様) |
スペカ1 | 兎符『シャークカウンター』 |
スペカ2 | 兎符『ネイキッドプリテンダー』 |
ラスワ | 『クリプティックデューパー』 |
永遠の夜の世界のてゐのテーマ曲は、まらしぃの「お宇佐さまの素い幡」。原曲は「お宇佐さまの素い幡」。
気質は『海軟風』。海から吹くそよ風のこと。
小ネタ
BGM
「お宇佐(うさ)さまの素(しろ)い幡(はた)」はその名前の通り、東方花映塚におけるてゐのテーマ曲お宇佐さまの素い幡のアレンジ曲で、ピアノアレンジを手がけたのはあのまらしぃ氏。
2013年5月26日に発売されたアルバム「幻想遊戯 <花> ~ Museum of marasy」にて収録されている。
スキル・特性
- スキル1「淤岐島からの帰還」・・・淤岐島(おきのしま/淤岐ノ島)は「因幡の白兎」の舞台の一つ。鳥取県の鳥取市白兎に位置する。
- スキル2「霊験あらかたなる蒲黄」・・・
- スキル3「竹林の兎の首長」・・・
- 特性1「ラビットフット」・・・ウサギの足は「ラビット・フット」として幸運のお守りとされることもある……とはいえ、本物のウサギの足を使う例は少ない。「ウサギは多産で繁殖力が高い動物で、ウサギの足を持つことが多産と繁栄の恵みをもたらすから」「アナウサギが穴に巣を作るため、地下に住む聖霊たちと交流していた動物であるから」と、様々な由来がある。特性の効果も15%の確率で受けるダメージ99%ダウンといった運絡み重視のラッキー要素。ちなみに東方虹龍洞には「幸運うさぎの足」という因幡てゐの力を秘めたアビリティカードが存在する。
- 特性2「稲羽の地」・・・
- 特性3「大兔明神の霊気」・・・
ショット
ショットの弾幕演出は5面道中前半の弾幕の再現。拡散ショットは隊列を組んだ弱めの雑魚敵、集中ショットは強烈な弾幕をばらまくやや強めの雑魚敵のものから。
東方永夜抄にて雑魚敵と登場しているウサミミの妖精たちは、迷いの竹林や永遠亭が舞台となる4面から6面、そしてEXに現れる。後に東方花映塚で迷いの竹林ステージや永遠亭ステージにも登場する(東方輝針城では登場していない)。
原作ではこの雑魚敵たちがどういった名前なのか、そもそもどういった存在なのかは明らかにされていないが、このてゐがいる世界群においては何故か「兎仮装の妖精」「ウサミミ妖精」と断定されている。てゐがモブイナバに扮した妖精たちと知っておきながらわざと間違えて命令している可能性があり、もともとは「異変のどさくさに紛れて入ってきたかもしれない」もしくは「最初から永遠亭にいたかもしれない」と推測されている。
なぜこの設定が付け加えられたかは今のところ不明で、さらに言うと東方永夜抄にはネームドの妖精はいない……が、一応作品外で間接的な繋がりがある妖精はいる。
スペルカード
スペルカードの弾幕は5面道中でてゐが繰り出した通常弾幕から。
スペルカード1の「シャークカウンター」は、てゐの最初の通常弾幕から。
シャークは文字通り「サメ」で、カウンターは「数える人」。
スペルカード2の「ネイキッドプリテンダー」は、恐らく壁状の弾幕から皮を剥がれている兎をイメージした名前が付けられたと思われる。
ネイキッドは「裸の」、プリテンダーは「詐欺師、偽善者、ペテン師」などを意味するため「丸裸の詐欺師」と読める。
ラストワード「クリプティックデューパー」は永夜抄のラストワード「エンシェントデューパー」から。名前はアレンジだが、弾幕演出は原作再現系。
「クリプティック」は「不可解な,訳の分からない,秘密の」、「デューパー」は「詐欺師」を意味する。恐らく「てゐの詐欺師としての真っ黒な本性」や「永夜抄のストーリーでは5面中ボスとして登場するだけの謎の存在」を意識していると考えられる。
また、本来の名前にはあった「エンシェント」が無くなったのは「てゐは自分が長生きであることは明らかにしているが、因幡の白兎との関係はあくまでも仄めかしているだけで本人であるかは秘密にしている→かの古代(エンシェント)の詐欺師本人なのかはまだ分かっていない」ことの暗示だろうか。
- 「根っからの詐欺師。人を騙す度に報復を受けるが、全く懲りてない。耳は白く、髪の毛は黒い……。これは白兎なのかどうか判らない。」
(スペルプラクティスコメント)