概要
CV:緑川光
ロックシンガーの26歳男性。蘭曰く人気No.1のロックシンガーで、全国ツアーの最中であり、蘇芳紅子の邸宅に少し遅れて姿を見せた。
中の人はのちのスコッチを演じている。
本家にて
父親を早くに亡くし、蘇芳の付き人をしていた母親が轢き逃げ事故を起こしたため孤児となっている。親戚中をたらい回しにされていたが、蘇芳から色々と援助を受けたため、彼女は恩人のような存在である。
後に同じくゲストである片桐正紀の妻の死と繋がるのだが…。
ネタバレ注意
今回の事件にて殺害された蘇芳紅子だが、彼女を殺した人物、彼こそがこの事件の真犯人「呪いの仮面の使者」。
母親は実は例の事故の犯人ではなく、事故のあった20年前の10月31日の夜は「藍川の6歳の誕生日を祝っていた」というアリバイがあった。
しかし母親は事故の真犯人である蘇芳に自殺に見せかけて殺害され、それを知らなかった藍川は援助をしてくれた蘇芳をずっと慕っていた。
しかしつい2ヶ月前、母親の遺品の中にあった手紙を読んでこれらの真相を知り、母親の仇である蘇芳を長年そうとは知らず慕っていたことを「あの女は…蘇芳紅子は…慈善家の仮面を被った悪魔だ!そんな女を恩人として何年も慕っていたのかと思うと…俺は…俺は…」と激しく後悔した。
そして、片桐が蘇芳のチャリティーに(彼女が妻殺しの真犯人とは知らずに)参加することが到底我慢できず犯行に及んだ。
長年恩人かと思っていた人物が憎むべき母親の仇であったという事実を知って、蘇芳への憎しみ以上に自らへの怒り(あるいは悔しさ)を募らせたに違いない。
蘭曰く、「もしかしたら、藍川さんも仮面の呪いに取りつかれていたのかもしれないわね…」
おそらく犯人の中でも特に悲しい動機を持っていた人間として知名度は高いと思われるキャラクターである。
蘇芳の企画したチャリティーは中止になると思われ、また20年前の交通事故と自殺に見せかけた殺人と下記の悪事が公になり、蘇芳の名声は落ち、手がけた曲は封印作品になり、築き上げた会社は倒産するであろう(会社が潰れて仕事を失ってしまった社員達は悲惨であろう)。秘書の稲葉は蘇芳はひき逃げはしておらずチャリティーに全力を尽くしてたと反論していたが、藍川はチャリティーの寄付金を着服して私腹を肥やしていた事と稲葉もそのおこぼれを頂戴していた事を暴露され、稲葉もその事を追求されて逮捕されるであろう(稲葉は泥酔して騒ぎに気づかなかったが、もしかしたらそれを利用して罪をきせようとしてたかもしれない)。片桐は妻殺しの真犯人を知りショックを受けていたが、憎むべき蘇芳はもう居ないので、何とか立ち直ってもらいたい。
関連タグ
スコッチ(名探偵コナン)…中の人が同じのコナンの登場人物。