概要
『デビルサマナー 葛󠄀葉ライドウ 対 超力兵団』に登場する短い手足を持った吸盤のような悪魔で、「第八話 鉄塔の悪魔」で戦うことになる。
港東区・桜田山にある施設・和電イ号基は見た目は単なる建造物であるが、名も無き神社を通って異界から侵入すると全体がヒルコに覆われていることがわかり戦闘になる。
また建物内の床一面にも蠢いており、移動床のような役割も持つ。
その正体
帝都を騒がせていた怪人赤マント発生の元凶。
ある者によって使役される日本神話の異形神水蛭子であり、幼体時に帝都民に憑依し、ストレスを感じるときに生成される不安抑制物質を食べて成長する。
ヒルコに憑依されたものは不安感に苛まれ情緒不安定になり、限界に達すると超常を持ち暴れ回る赤マントに変貌してしまう。
赤マントに特殊な甲冑を被せ、電波で制御した者が超力兵ヨミクグツに、成体となったヒルコが抜け出してしまった帝都民はゾンビーとなり超力兵団の大いなる目的のために使役される。
さらに成体となったヒルコ達の型の中に入りたがる性質を利用し...
シリーズでの扱い
続編である『デビルサマナー 葛󠄀葉ライドウ 対 アバドン王』では、フィーバー合体によって、禍津属ヒルコとして仲魔にできる。
なおヒルコは真・女神転生シリーズの『真・女神転生Ⅱ』において、洪水で滅びた旧東京の住人であるミュータントたちのまとめ役である小人の知恵者として登場している。