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声:二又一成

概説編集

裏御伽チームの中堅。小さな身体で子供っぽい。和装に藁の腰巻き、釣竿と元ネタの浦島太郎と似たような恰好をしている。試合では蔵馬と戦った。


普段の見かけは温厚そうな小男だが、本性は狡猾な悪党にしてこの姿は擬態であり、正体は幻魔獣。

本性が発覚した際には、そんな性格の持ち主が蔵馬の対戦相手という時点で嫌な予感しかしない読者・視聴者も多数存在したであろう。

もっとも、狡猾な手抜きでも、互いに様子見でありながらも蔵馬とムチで互角の応酬を続けるなど、それなりに戦える。


武器として釣り竿状のムチを使用する(これも後述の逆玉手箱と同じく、鈴木の手製らしいが詳細は不明)。偶然にも後の同作者の別作品の主人公とほぼ同じ武器である。関係はないだろうけど。

このムチの糸は結界師の瑠架が用いる束呪縄の同等品で、これを張り巡らせる事で彼女と同程度の結界を張る能力も持つ。この時点で魔金太郎よりは強そうである。


本編編集

当初から蔵馬の頭脳を警戒しており、彼の優しさを逆手にした騙し討ちを画策。目論見は成功し蔵馬に手傷を負わせ、それまでに試合場であるリングを囲むよう仕掛けた結界を発動し蔵馬を閉じ込めると、自分以外の相手を若返らせる切り札の逆玉手箱を使って彼を弱体化させた後に倒そうとした。


しかし、それが妖狐蔵馬を呼び出してしまい、更に前述の騙し討ちによって蔵馬の逆鱗に触れてしまう羽目になってしまった。

その後、妖怪を栄養源とする食妖植物で脅され、命乞いをして知る限りの情報を話し始めるが、全てを話す前に死々若丸に“役立たずの裏切り者”として粛清され、絶命と同時に擬態が解けて本来の姿である猪のような幻魔獣に戻った。

なお蔵馬を怒らせた対戦相手の内、裏浦島だけは彼に直接手を下されていないが、因果応報とはいえ散々恐怖を味わった上にチームメイトに殺されるという、悲惨な末路である事には変わりはない。


なお、彼は「自分以上の悪党」として妖狐蔵馬の事を知っていたが、まさか対戦相手が同一人物(まして諸事情から逆玉手箱が最悪の相性)とは思いもよらなかっただろう。


余談編集

彼は自分よりも大きくてルックスがいい者が嫌いとされているが、魔金太郎や黒桃太郎が裏浦島自身よりも大きな飛影をチビとバカにしていたので、彼自身もチームメイトに嫌われていたのだと思われる。

なお、裏浦島によると闇アイテムの逆玉手箱は死々若丸から手渡された様子。死々若丸は背が高いだけでなく容姿端麗と、裏浦島にとってはドンピシャの嫌いなタイプであるが、彼を内心どう思っていたのかは不明。


ちなみに裏浦島を演じた二又一成氏は、暗黒武術会篇以前には雪菜救出篇で戸愚呂兄弟の部下である蛭江を、その後の魔界の扉編では蔵馬の同級生にして“禁句”の能力者・海藤を演じている。


関連タグ編集

幽遊白書 裏御伽チーム 若返り

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