概要
CV:小関一
爆拳とは、『幽☆遊☆白書』のキャラクター。
魔性使いチームの三番手。「霧使い爆拳」。
ローブのマークは、五斑点マーク。
通り名の通り自分の汗を霧にする技を使い、霧で身を隠しながら肉弾戦を併用した戦法を得意とする。
画魔、凍矢との激戦を経て戦闘不能同然だった蔵馬に対して試合続行を強行。周りの制止も聞かずに一方的に痛めつける行為に及び、更にはアンフェアな行為を咎める審判の小兎にも手を上げるといった傍若無人ぶりを見せつけた。
作中屈指のキャラ人気を誇る蔵馬を執拗にサンドバッグ代わりにしたせいで、特に女性ファンからは非常に印象が悪いキャラである。
当然、幽助は怒り心頭になった事で…
「てめーは見開きでぶっ殺す!!」
というメタな発言と共に試合に挑む。(もちろんアニメではそのセリフは存在しない)
序盤は自身の汗で起こした霧で姿を隠し背後から奇襲する戦法で優位に立つが、霊丸による爆風で霧を晴らされたことでアドバンテージを失い、戦況が一転。
再び霧を起こす間もなく、幽助のボディブローを喰らったことで肋骨を骨折し戦意喪失。
先程の蔵馬に対するリンチ行為を糾弾されるが、「あの時はつい興奮していた」「よく覚えてない」などと見苦しい言い訳を繰り返した上、アニメでは嘘泣きまでして同情を誘う。
嘘泣きに動揺した幽助の隙をつき、壊れたリングの破片で彼の頭を殴るが、全く通用せず、更なる憤りを覚えた幽助による怒涛のラッシュで全身の骨を粉砕され、観客席まで吹っ飛ばれて意識を失い敗北。
その後の生死及び消息は不明(原作では鈴木と同じ病室に全身包帯の大男が入院しており、これが爆拳ではないかと言われている)。
実力はチーム内最弱と見られ、幽助からは「陣より数段弱い」と断じられている。
加えて彼の敗北に関して誰にも顧みられなかったどころか、陣に至っては「スカッとした」とも言い切られており、人望すら無かったようである。
典型的な卑劣漢かつ独善的な性格で、蔵馬戦にて怒りを露わにした幽助が霊丸を放とうとしていたのに気付いた吏将が「我々の目的は勝つ事だけだ。無駄な殺し合いは必要ない」と制止した際には、「甘いぜ吏将。凍矢も画魔も陣もだ!邪魔な奴は全部殺せばいいんだよ!」とメンバー全員への暴言を吐くなど協調性のない面があり、後の命乞いと言い訳を行うギャップから読者・視聴者からは「他人には厳しく、自分には甘い奴」という印象を与えている。
余談
「爆拳様」と称えるファンが現実に存在する。無論ネタとしてだが…。
「作中で蔵馬が負けたのは仙水と爆拳様だけ」と妙な主張をする人もいたりするなど、ある意味最強なキャラクターなのかもしれない。
なお上記の爆拳VS蔵馬の試合結果は、蔵馬が当時満身創痍であったことや、運営本部の不正行為も手伝ってのものであり、蔵馬がもう少し体力のある状態であれば結果が変わっていたことは言うまでもない。
関連イラスト
関連タグ
ナッパ様:なぜか様付けで呼ばれるキャラつながり
スポポビッチ:似たようなことをした人。こちらはルールの範囲内で行った。