概要
ほとんど一般的には知られていないレディコミ漫画家であるのだが、氏の作風(画風)において、ある仮説が浮上している。
あの漫画家の正体…?
絵柄、擬音の入れ方が「くそみそテクニック」で有名な消えた薔薇族漫画家である「山川純一の作風と酷似しており、彼の正体ではないかとネット民の検証によって噂されている。
辻氏の描く男性キャラが山川氏の描く男性キャラの特徴とほぼ同じであり、どちらかといえば山川氏の描く男性の外観はレディコミ系統で本来のゲイ漫画とはかけ離れていた点も一致する。
なお、薔薇族の編集長であり彼と名乗る人物に直接会った事がある伊藤文學氏によれば、「山川純一は男性だった」とのことである。
………が、文學氏はその発言と同時に彼の特徴として「細身で貧相な姿をしていてハッテン場に出入りするような風貌ではない。作品は想像で描いたものだと思う」「自分から売り込みにやってきたが何故か玄関先から家に上がろうとしないので、給料も原稿も玄関先で手渡ししていた」とも語っている為、実は当時文學氏に本人を名乗っていた男性は本当の山川氏ではなく、本人から依頼を受けて赴いたダミーだったのでは?と推察する向きもある。文學氏の証言にもあるように、当時の薔薇族の作家や読者の傾向及びまだまだ黎明期な当時のLGBT文化を鑑みれば、身分を隠して売り込もうという考えも不思議ではない。
いずれにせよ、真相は不明である。