孫「全然上手くいかないな、バスケットボール・・・。」
じーさん「ワーッハッハッハ!!!そんな時はワシに任せろ!」
じーさん「まずはリーダーのでんぢゃらすじーさん!!」
マッスル竹田!!「そして、体力自慢のマッスル竹田!!」
ステップ長谷川「運動神経抜群!!ステップ長谷川!!」
運動ならなんでもおまかせ隊「三人揃って、運動ならなんでもおまかせ隊!!」
概要ならなんでもおまかせあれ!
スポーツを教えたりする助っ人的なトリオで、運動が苦手な孫の前に現れる。
・・・はずなのだが、毎回何かしらの理由で速攻で解散するため、彼らが活躍したことは一度もない。それどころか、リーダーのじーさんは跳び箱ができないどころか「初めて見た」と発言したり、部下であるステップ長谷川とマッスル竹田はじーさんに仮病を使って病院代を騙し取って逮捕されたり、借金の催促をしたら(値段は100円だが)じーさんに爆破されたりとやる気は基本的にない。
(一方GBAのゲームではリーダーであるじーさんに協力したりなど頼もしい一面も見せている)
竹田と長谷川が退場した後は、じーさんが「次の登場は約二年後じゃ」と言うのが定番となっている。しかし、5回目の登場時は最終回がもうすぐだったためか、じーさんがそのセリフを言うことはなかった。
メンバー紹介もおまかせあれ!
リーダー。毎回のようにマッスル竹田とステップ長谷川が退場するため、ひとりでスポーツを教えることになるが、真面目に教えてくれない。というかじーさん自体スポーツについてあまり詳しくない。
マッスル竹田(CV:坂口候一)
「運動ならなんでもおまかせ隊」の隊員その1。立ち位置はじーさんの向かって右。体力自慢。アニメ第2期によると、亀を飼っているらしい。
ステップ長谷川(CV:太田哲治)
「運動ならなんでもおまかせ隊」の隊員その2。立ち位置はじーさんの向かって左。運動神経抜群。4回目の登場ではまさかの死去。原因はイノシシと結婚したが、結局結婚生活はうまくいかず、なんだかんだで2秒で死んでしまったというもの。5回目の登場では、何事もなかったかのように生き返って登場している。アニメ第1期では長谷川の名前がステップ鈴木に変更されており、本人はすごいショックを受けていた。
ちなみに、マッスル竹田とステップ長谷川はプロフィールは2年に1回しかでないため詳細は不明ななか、「お風呂は5年に1回しか入らない」と結構不潔な一面を持つ。
その活躍(?)もおまかせあれ!
1回目 (1巻 跳び箱を飛ぶのじゃっ!)
跳び箱の練習をする孫の前に3人が登場。
しかしマッスルとステップはおじゃる丸が始まるからという理由で帰ってしまった。
(アニメ1期では理由は説明せず帰っている。2期では版権上の都合からかマッスルは「亀に餌をあげなきゃいけないから」ステップは「明日引越しだから」という理由に変更された。)
2回目 (4巻 バスケでウハウハじゃっ!)
バスケットボールの練習をする孫の前に3人が登場。
しかし登場後すぐ前述のようにマッスルとステップが仮病を使い、病院に行くとじーさんにウソをつき、金をだまし取る。
その直後、2人はどこからどもなくやってきた警察に詐欺の疑いで逮捕されてしまう。
ナレーター「運動ならなんでもおまかせ隊 壊滅!!」
アニメでは英語教師であるマイケルも運動ならなんでもおまかせ隊と同じ様にウソをついて詐欺の疑いで逮捕されている。
3回目 (8巻 ドッジボールの大特訓じゃっ!)
ドッジボールの練習をする孫の前に3人が登場。
高いところから飛び降りてかっこよく登場したものの、着地した瞬間、じーさん以外の2人が骨折。2人は救急車で運ばれていき、結局いつものようにじーさん1人で教えることとなった。
じーさん「まさかの緊急入院〜っっ♪」
ちなみにこのシーンは「なんと!」の2巻「子供番組に乱入じゃっ!!!」にてセルフパロディとして用いられている。
4回目 (14巻 さかさま逆上がりじゃっ!)
逆上がりの練習をする孫の前にいつものように3人が…と思いきや、なんとステップが死去しており、遺影のみ登場。
その死亡理由は上記の通り「イノシシと結婚したが、結婚生活がうまくいかず、なんだかんだで2秒で死亡」という意味不明なものだった。
ステップを失った悲しみにより、後を追おうとするマッスルをじーさんは止めようとするも、崖に突き落としてしまい、「まあいいか!!」と言って終わらせようとしたが、孫に「いーワケあるかーっっ!!」と強制的に続行させられた。
孫「運動ならなんでもおまかせ隊はどーすんだよ!」
じーさん「どーせ2年後にまた出てくるから!!」
孫「こんな感じで6年も続いてるんだなこのマンガ…」
…こうして結局今回もじーさん1人で教えることになった。
5回目 (20巻 サッカーの特訓じゃっ!)
校庭で一人サッカーの練習をしていた孫の前に前回のことが何事もなかったかのように3人が登場。
しかし、直後に二人がじーさんに100円貸していたことを思い出して返金を求めるが、当のじーさんは忘れてたのか冷や汗をかいてサイフを取りに行った……
と見せかけて二人をダイナマイトで爆破し、壊滅させた。
(ちなみにGBA『痛~怒りのおしおきブルース~』でもある場所で「じーさんに貸した1000円の返金を求める」という似たようなイベントが出ており、ゲームの進行具合によってイベントの内容も変化するが最終的に返す気が全くなく逆ギレしたじーさんに返り討ちにあっている)
また、この話の扉絵でじーさんが「このマンガ、あと4回で終わるよ~☆」とコメントしており、いつもの「次の登場は2年後」というセリフもなかったため連載終了の信憑性が高まったとかそうでもないとか…。※
※その後、3ヶ月後に本当に連載終了となったが『でんぢゃらすじーさん邪』にリニューアルし、実質的に連載継続という形になっている。
単行本1巻と20巻のカバーでも登場しており、この漫画の開始や終了に加え、自身の年齢等についてぼやいていた。
その後の登場もおまかせあれ!
『でんぢゃらすじーさん邪』にリニューアルしてからは登場してなかった(正確には、じーさん邪3巻の「コウテイがいなくなったのじゃっっ!!」でモブキャラとして2人とも1コマだけ登場している)が、マッスル竹田だけが校長の学校の体育教師として久しぶりに登場している(この事から、少なくとも竹田の方は体力やスポーツに優れた人物である事は確かな模様)。
また、2012年11月22日発売された3DSソフト『でんぢゃらすじーさんと1000人のお友だち邪』にもお友だち軍団として登場している。
YouTube配信のショートアニメにも登場。初登場回では「しま○ろうが始まるから」という理由で解散、以降も監獄の看守としてなどで度々登場していた。
『でんぢゃらすリーマン』では最終回にて新入社員として登場(それと同時にじーさんもといリーマンはリストラされてしまった)。
アニメ版での活躍もおまかせあれ!
基本的には原作と変わらないが、2年後の下りは「次の登場は雨上がりの昼下がりじゃ」に変更されている(第2期より)。
特筆すべきは第1期のスペシャル版で、おそらく2人の最大の見せ場。町内マラソン大会におけるライバル枠として登場している(じーさん曰く強敵)。目立った台詞こそ殆どなかったものの、孫とゴールの瞬間までトップの座をかけて競い合うという、かなりおいしい役回りであった(EDにもほぼ出ずっぱり)。その代わりに割を食ったキャラもいたが・・・。
いずれにせよ、原作では披露する機会に恵まれなかっただけで、2人とも「運動ならなんでもおまかせ」と言い切るだけの実力は持っていたと言えるだろう。
余談もおまかせあれ!
超こち亀にもじーさんに「2年に1回しか登場しないキャラ」として紹介されたが、直後に日暮熟睡男のパクリと気付き全員ショックを受けていた。
「日暮のパクリだーっ!!」