急速な人口増加や都市機能の肥大化により発生する諸問題。多くの新興国では急激な産業の発展により首都とその周辺(首都圏)に人口が集中する「一極集中」問題が深刻化している。具体的には下記のような問題がある。
- 下水道などのインフラ整備が追いつかず、住環境の悪化や環境汚染をもたらす。
- 道路の渋滞や鉄道の混雑がひどくなる。
- 住宅が不足・価格高騰する。
- 子どもが増えすぎて学校がパンクする。
- 過度な一極集中で、地方の小都市や農山村などが過疎化する。
- 災害時の脆弱性が増す。
日本でも高度経済成長期に多くの大都市で過密が深刻な社会問題となった。今でも再開発などにより局地的な過密問題が発生することがあるため、大都市圏では大規模集合住宅の立地などを規制している自治体もある。
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