概要
並外れた巨体を誇る物が多く、その運用には数十人から数百人の隊員が必要とされるため、戦闘母艦もしくは移動基地に近い性格を持っており、アルケオやジャンボシャコラなど航空母艦の機能を持つ機体も存在する。実在の生物をデザインモチーフに用いたものが多いが、タイヤやパイプオルガン、カメラやコマなどの日用品、トウモロコシの様な変わり種をモチーフにした物も存在する。
前述の様に大量の人員を必要とする物が主流だが、遠隔操作する無人機(ネオン巨人やトラコドンなど)、多数の小型メカが合体して巨大な鉄獣になる物(イグアナゴンやパトギラーなど)、地球外生物と地球のロボットが融合した物(スーパーベム)、今でいうナノマシンで構成された機体(ミクロサターン)も鉄獣に分類されている。
少数だが再生産も行われており、73話や87話ではメインの鉄獣が他に登場するにもかかわらず、何の脈絡もなく過去に破壊された鉄獣が戦闘に参加している。特に科学忍者隊の拠点である三日月サンゴ礁基地を襲撃する82話では、カブトロンや火喰い竜キングドラゴン、ゲゾラやアルケオにカニキラーの五体の鉄獣を一度に投入して総攻撃を行っている。
必殺技ともいえる科学忍法火の鳥で破壊された物は少なく、むしろ忍者隊の知略や破壊工作で撃墜された物が多いのもロボットアニメとは一線を画す要素である。