概要
リンカ訓練校・トアコ班の生徒で、紫色の髪で常にフードを被っている。12歳。
人物
2年前のドラゴン襲撃の際に両親を亡くし、また自身も殺害される寸前の所をテイカに助けられる。
その際、彼女が父親との不和、ドラゴンの能力を危険視する管理局からの風当たりの強さなどの問題を抱えながらも自分の世話をしてくれた事から、崇拝に近い念を抱くようになる。
その思いはクラスメイトから「アズラはテイカが全てだもんね」という言葉に「何かいけませんか」と返すほど強い。
男のリンカであるカズトを厄介事の種と認識しており、テイカがその監視と世話役を務める事になったため当初は彼を敵視し会話もロクにしなかったほど。
ただカズトが何度もテイカを助ける姿を見てきたため、現在では態度を軟化させており普通に会話もしている。
ただし名前ではなく「へんたい」と呼んでいるが。
能力
透視、千里眼、高い空間認識能力を持つ眼魔とリンクしており、それらを生かしての狙撃が得意。
本人曰く「弾道が見える」らしく、夜間に数百メートル先の動く物体に跳弾を当てる、女学生の頭に巻かれている鉢巻きのみを撃つなど人間離れした技量をもつ。
また訓練の成果かリンカとしての能力かは不明だが、狙撃銃だけではなく体格に不釣り合いなサイズのバズーカ砲などを苦もなく扱う事が出来る。
ただし得意なのは銃を撃つ事だけで、能力を使わなければ整備や薬きょうの再装填すら満足に出来ないほど不器用。
狙撃以外にも目から麻痺光線を出す事を出来るが射程が短く、
彼女が接近戦が得意ではないためあまり使われなかったがハナの発明したスコープと併用することで、遠距離からの不意打ちに使えるようになる。
戦闘では装備の補給や機動力を補うためか、ハナやエコと組むことが多い。