概要
19世紀のヨーロッパをモデルとした、スチームパンクSTG。
2005年6月稼働開始。総発売元はエイエムアイ。2006年2月23日には、タイトーよりPS2移植版が発売されている。
バトルガレッガなどを作った旧ライジングのスタッフが、ケイブに移籍して製作した作品。
2006年4月21日に鋳薔薇の続編『ピンクスゥイーツ ~鋳薔薇それから~』稼働開始。
「鋳薔薇」の各ステージボスであった「ローズ姉妹」が自機となっている。
総発売元はエイエムアイ。2011年2月24日にXbox 360版が、鋳薔薇のシステムを踏襲しているむちむちポーク!とのセットで発売された。
ストーリー
北欧の小国・エーデルワイスに、突如「ローズガーデン」と名乗る国籍不明の軍隊が襲い掛かる。ローズガーデンを率いるのは、かつてエーデルワイスの研究機関に所属していた女性、テレサ=ローズ博士だった。テレサの下には、5人の美しい娘達がいた。
「汚らわしい地上を、人類を、全て壊してしまいましょう。この世界をキレイにしてしまわなければ。」
「ワタシタチガ キレイニシテアゲル」
ローズガーデンの侵攻の前に、為す術も無いエーデルワイス軍。事の重大さを見た皇宮は、「ネゴシエータ」と呼ばれる皇宮特殊攻撃部隊に出動を命じるのであった。
しかしゲーム中にはこれといったストーリーは語られず、エンディングにおいて意味深な会話があるため、ストーリーの真相はwebコミック版を見ない限りは分からない。
登場キャラ
自機
ボンド
「テレサ・・・ローズ・・・。!? まさかっローズ博士なのか!?」
感情を隠さずすぐに表に出してしまう性格。ただその感情に任せて行動することは滅多に無く、理性的に行動できる男。
だが、今回のミッションはいささか感情的になっている事が見られる。
ダイン
「・・・何故・・・。」
冷静で淡々と命令をこなす。感情を表に出すことがあまり得意でない性格だが、
今回のローズ・ガーデンの凶行に対しての怒りと困惑は彼をよく知らない人でも、察することができるだろう。
ローズ・ガーデン
本作の敵キャラクター。テレサが率いる精鋭軍団。
ローズ・ガーデンのメンバーは全員テレサの娘で姉妹という事になっているが、彼女達はテレサが造った人造人間であり、血縁関係は無い。
ローズシスターズ各員の名前および搭乗機は、バラの品種が元ネタ。
テレサ・ローズ(STAGE6ボス)
今回の首謀者である女性。かつて皇立機械式義肢研究所の所長を務めていたが、所内の事故により辞任している。ボンデージ風の格好をしており、他の敵キャラクターに比べ肌の露出が極端に激しい。
メイディ・ローズ(STAGE1ボス)
「オレンジ・メイアンディナ」に搭乗するテレサの末娘。空挺部隊指揮統括担当。一人称は「メイディ」。
かなりの甘ったれ。薔薇の形をした大きな髪飾りを付けている。なぜか下半身は下着とソックスだけの姿。ちなみに、コスチュームのモチーフはスクール水着だとの事。
ミディ・ローズ(STAGE2ボス)
「グロワール・ドゥ・ミディ」に搭乗するテレサの四女。陸上部隊指揮統括担当。一人称は「ぼく」。
かなりさっぱりしている。搭乗機のキャタピラを破壊すると移動できなくなり、そのまま素通りする事ができる。
カスミ・ローズ(STAGE3ボス)
「ハナ・カスミ」に搭乗するテレサの三女。兵器生産担当。一人称は「ワタクシ」。
ドレスを着ている。おしとやかだがかなりの頑固者で内にこもってしまう事も。
シャスタ・ローズ(STAGE4ボス)
「マウント・シャスタ」に搭乗するテレサの次女。情報統括担当。一人称は「ワタシ」。
底抜けに明るい。なんでもこなす天才肌で、攻撃に特化した機体を使いこなす技量も合わせ持つ。
レース・ローズ(STAGE5ボス)
「フレンチ・レース」に搭乗するテレサの長女。戦略立案担当。一人称は「私」。
かなり冷淡な性格。テレサそのものに近い性質を持ち、最も信用されている。
関連タグ
CAVE バトルガレッガ ピンクスゥイーツ ゴシックは魔法乙女
細江慎治:楽曲担当。ちなみに、ピンクではCAVEのサウンドチームが手掛け細江氏は関わっていない。