概要
『ケロロ軍曹』の登場人物であるドロロ兵長が使う忍術の1つ。本作ではお馴染みの初期から登場する忍術。
「暗殺兵術(アサシンマジック)」の1つということでゾルル兵長等も使えると思われるが、現段階での使用者は彼と彼のスタイルを所持している新ケロロのみ。
文字通り対象者のステータスを見ることができる忍術で、一種のレーダーのようなもの。
人でなくとも、動物や植物など基本生物であればどんなものにも使用可能で、戦闘力だけではなく、その者の弱点や姿・種族等も正確に調べることができる。
使用する際は両目が戦闘力を測る機械状のようになる。
ただし生体反応がないものには使用できないようで、人形のアリサや暗黒星雲人のネブラに使った際は「鑑定不能」となっていた。
ゲーム作品において
『ケロロRPG 騎士と武者と伝説の海賊』でもドロロのわざの1つとして登場。「クウガ(空牙)」同様最初から使えるドロロの初期技で、本ゲームでは御馴染みの基本「かんていがんりき」とひらがな表記されている。
アイテムである「かいせきルーペ」と効果は同じで、使用すると原作通り数秒の間だけ敵のステータスを見ることができる。
見ることができるのは戦闘中の敵の盗める・落とすアイテム以外の項目で、逆に言うと一発で敵のHPや攻撃力・苦手属性等が判明する万能わざとなっている。わざとしては数秒間だけしかステータスを見ることができないが、効果はきちんとモンスターずかん等にも反映されており、後でじっくり見ることもできる。
ただし使用から効果発動までに少し時間がかかり、その間は完全無防備になるので、使う際は敵と距離を取ることが望ましい。
言うなればわざわざゴールドを使ってかいせきルーペを買いたくないという人にお勧めのお得わざ……なのだが、ぶっちゃけて言えば敵の戦闘力がすでに分かっていればほぼ無意味なわざで、尚且つレベルが上がるとクルルがかいせきルーペを使う場合全てのステータスが判明する特性を持つようになるため、明らかにクルルでかいせきルーペを使う方が優秀になってしまう。このことから、ストーリーが進むとかいせきルーペに代わって使わなくなる人が続出する。コンピューターにしている場合も(コマンドで指示を出している場合以外は)基本使ってくれない。
ある意味「不憫」ともいえるわざであろう…