演：榊原るみ
概要
『仮面ライダーリバイス』のスピンオフドラマ『DEAR GAGA』の登場人物で門田ヒロミの母親。
ヒロミが帰省してからは、彼のために好物である焼きそばを作るなど世話を焼いていた。五十嵐家がヒロミの様子を見に家に訪ねてきた際に一輝が「自分の母がヒロミさんのことを『理想の上司』と言って褒めていた。」と報告すると、「あの子がねぇ…。」と感慨深そうにしていた。
しかし、ヒロミが本当は記憶があることを告げようとした矢先、ある日突然玄関先で倒れてしまう。その後かかりつけの病院にてヒロミは彼女の余命が残り数ヶ月程度であると告げられる。病院から帰宅後は、ヒロミに料理等の面倒や看病をしてもらっており、ヒロミの料理の出来には驚愕していた。（「自炊だから「どうせなら美味しいものを作りたい」と思い非番の日には料理教室に通っていたらしい）
その後、ヒロミとともに家族で遊びに行った川まで一緒に行き、「あんたが小さい頃、お父さんが川で溺れた人を助けて亡くなってしまって、悲しみに暮れていた時にあんたが寄り添ってくれた。私にとってはあんたが希望」という事、「私の事はいいから世界を守っておいで。」と息子を激励。（ヒロミが記憶喪失のふりをしていることも気付いていた模様）それからしばらくして病気によってこの世を去った。
そして、ヒロミは母親の遺品整理をしている際に、生前に書いた彼宛の手紙と「捨ててくれ」と言っておいたフェニックスの制服が捨てずに残されていたのを見つけて涙を流し、彼が再び立ち上がるきっかけとなった。
余談
- 演じる榊原るみ女史は、『帰ってきたウルトラマン』で坂田アキを演じていたが、仮面ライダーシリーズへの出演は本作が初。なお石ノ森章太郎作品では『ロボット8ちゃん』、『バッテンロボ丸』に出演していた。
- 夫が若くして亡くなり、息子を女手一つで育ててきた点から、おそらくモデルは本編にてシリーズ構成・メイン脚本を担当した木下半太氏の母親と思われる。
