「一人の強者を殺すことは、一人の王者を殺すことより刺激的なものだ。」
概要
称号:異度魔君(いどまくん)
「霹靂布袋戲」シリーズの登場人物。
異度魔界第一殿を統べる魔族の君主。その性格は剽悍で勇ましく、野性の中に冷静さも欠かせない。武に優れた驍将で、魔族の先鋒将兵を率い、強い勢いを以て苦境征伐を行う。
プロフィール
性別 | 男 |
---|---|
初登場 | 霹靂兵燹之刀戟戡魔錄 第28集 |
退場 | 霹靂兵燹之刀戟戡魔錄II 第25集 |
根拠地 | 火焰魔城 |
身分 | 魔界魔族の主君 |
組織 | 異度魔界 |
同僚 | 九禍 |
部下 | 吞佛童子、赦生童子、元禍天荒、別見狂華、螣邪郎など多数 |
武器 | 閻魔荒神斬 |
人物
最初に現れた異度魔界の魔君。優れた武力を持つ好戦的な覇王。
「霹靂兵燹之刀戟戡魔錄」シリーズの主要人物で、二部にわたって苦境に脅威をもたらした。
火焰魔城を居城とし、異度魔界の魔族たちを率いる姿は魔王そのものである。
かつて異度魔界が道境の玄宗および苦境の萬聖巖と戦う時、玄宗の封印を破るため、六絃之首蒼と交戦した。さらにその強大な実力で萬聖巖の天座の仏心を打ち出すが、救援に入った練峨眉に撃たれ、武器の「閻魔荒神斬」を失う。
「閻魔荒神斬」は異度魔界の鍛冶師・補劍缺が作った刀である。
刀身に宝石「荒神」が嵌っており、「荒神」がある状態で真の威力が発揮する。宝石をなくした刀は本来の力が出ず、失った「閻魔荒神斬」は北域の狂人・東方鼎立の武器となり、この刀の名を「長日狂陽」と改めた。東方鼎立が亡くなった後、閻魔旱魃は長日狂陽を取り戻し、宝石「荒神」を再び刀に嵌め込んで本来の姿に戻した。
強力な再生能力を持ち、骨が砕かれてもすぐ回復できる。心臓は骨に包まれ、傷をつけることは困難である。彼を倒すためには「刀戟戡魔」の計画を成功させる必要があり、神刀と聖戟の連携攻撃で彼を殺せる。
素還真ら中原正道の人たちは努力の末、神刀と聖戟の人選である羽人非獍と燕歸人を見つけ出す。最後は中原正道の協力のもと、閻魔旱魃は嘯陽谷の戦いで羽人非獍・燕歸人と激戦を繰り広げ、壮絶な戦死を遂げた。
関連タグ
関連リンク
- 公式人物資料(閻魔旱魃)※中国語