概要
異度魔界の戦神。魔界の道を開いた知勇兼備な先鋒魔将。性格は冷酷無情でずる賢く、目的を達成するために手段は選ばない。反面、異度魔界への忠誠心は非常に強く、そのため魔君たちに深く信頼されている。
苦境から異度魔界へと繋がる三つの封印を解けた張本人。
魔界赦道を開く任務を見事達成したと同時に、異度魔界は苦境征伐の第一歩を踏み出す。
その後仏教高僧の一步蓮華に捕らわれ、心も意志も知らぬ間に感化されていく……。
※中国語表記は「吞佛童子」で、日本語表記の「呑佛童子」とは違う字として判定されるので要注意。
ピクシブでは両方のタグともイラストが投稿されている。
プロフィール
性別 | 男 |
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初登場 | 霹靂劍蹤 第21集 |
根拠地 | 火焰魔城 |
身份 | 異度魔界の先鋒戦神 |
化身 | 一劍封禪 |
組織 | 異度魔界 |
師匠 | 襲滅天來 |
上司 | 閻魔旱魃、九禍、銀鍠朱武 |
同僚 | 赦生童子、螣邪郎、玉蟾宮、銀鍠黥武、月漩渦など |
その他 | 朱厭劍靈(武器の朱厭より変化)、一步蓮華 |
武器 | 殺誡、朱厭、魔之劍 |
朱厭について
朱厭(しゅえん)は吞佛童子が持つ魔剣である。異度魔界随一の刀鍛冶・補劍缺によって作られた。
属性は炎で、赤と白の色調が交錯しており、二つの形態を持つ。
「剣」とされるが、劍雪無名のが持つ頃は曲刀の形をしていた。
吞佛童子の手元にいる時はグレイブの形に変化し、柄の部分には御幣が飾っている。
朱厭の中には剣霊が潜んでおり、持ち主の性格によって剣の形を変化できる。
その剣霊も実体化ができ、「霹靂皇龍紀」以降は二人の共闘が見られる。
人物
かつては高僧の一蓮托生の聖剣「殺誡」によって魔性を抑えられ、内なる優しい人格「一劍封禪」を引きずり出した。
初登場は北域伝説の二大剣客の一人、一劍封禪として現れ、聖剣「殺誡」を武器とした。しかし聖剣が血を染めていくうちに、魔性はついに抑えられなくなり、元の吞佛童子の人格に戻ってしまう。
「吞佛」という名の通り、仏を滅ぼす存在である。異度魔界の封印はすべて仏教聖地にあり、彼は多くの僧侶を殺し、魔界の封印を解き放った。
※「呑」は飲み物をのむ以外にも、侵略する、滅ぼすなどの意味がある。
冰風嶺を根拠地とし、氷と風の技を繰り出す一劍封禪に対し、吞佛童子は火焰魔城を根拠地とし、武学も主に紅蓮の炎を使いこなす。同一人物ながら、両者は性格のみならず、いろんなところまで真逆な存在である。
左:一劍封禪
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名前繋がり
関連リンク
- 公式人物資料(吞佛童子)※中国語