概要
プロフィール
CV | なし |
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人物
アテナス特殊警備の隊長を務めているアラサー男性。
作戦指揮を行っている他、事務仕事及びLBCSの整備を担当している。
以前は防衛隊に所属していたため、防衛隊との繋がりが強い。
技術力
機械関連の技術能力が高く、前述したとおりアテナスの整備担当も行えるほど。
他にも
- 身体的特性によるハンディキャップで通常の訓練が行えない装甲娘のためにLBCSを訓練着としても使えるように調整した。
- とある装甲娘の協力の元ミゼレムのOSを分析した後に対ミゼレム用のコンピュータウイルスを作成。
- 暗殺・奇襲目的のステルスミゼレム対策として短期間で対策用のレーダーシステムを構築。
と多様な技術を取得している。
これは第1シーズン第3章で山野淳一郎博士に直接会った際に機械関連技術の手ほどきを受けていることも影響しているが、それ以前からLBCSメンテを行っており、元からそれなりの技術自体はあった。(手解きを受ける前に整備が難しい精神感応系をよく整備していると山野淳一郎博士からお墨付きをもらっていた)
戦闘力
元防衛隊所属で、さらに士官学校の出身だったこともあり、戦闘力はかなり高い。
戦法としては士官学校仕込みの格闘術にそれ以外の技術を組み合わせた戦闘技術を使用している。
その戦闘技術を抜きにしても、10キロダンベルを数メートル投げて、ひるませる程度ではあるがミゼレムにダメージを与えられるという極めて高い身体能力を持っている。
恋愛・対人関係
装甲娘たちに対しては平等に接するというスタンスを取っているが、それを抜きにしても異性関係に関してやたらと鈍い朴念仁。もっとも、これに関しては、部隊の規律・士気維持のために、恋愛関係に発展しないようわざと鈍いふりをしていたりもしているという事情もある程度あるのだが。
隊長に対して好意を持っている少女は多く、隊長を巡る競争が起きているが、朴念仁故に隊長は気づいていない。
アテナス特殊警備が利益がほとんど出ないのは、装甲娘本人やその家族になるべく安心材料を増やしたいためという隊長の考えで、個人契約なのも装甲娘本人を縛り上げたくないからとしており、装甲娘に手厚い対応をしている。
作戦を立てる時は装甲娘の犠牲前提に組むことはなく、作戦は皆が助かる道を模索してこそだと考えている。だが装甲娘に危険が及ぶと判断した場合は、助けるために指揮車を運転して突っ込んだり、ミゼレムに囲まれた味方と一緒に戦い生きて帰ろうとしたりかなりの無茶もやり、場合によっては大怪我をしてでも装甲娘を守ろうとする。
また、ケイが大怪我をした後に死んだと思わせる悪戯をした際には、騙されてミゼレムの駆逐の後に後追いしようとしていた。
このような装甲娘や周りを優先する行動などは、ミゼルによって起されたミゼルクライシス(Wの時に起きた出来事)の時、隊長の両親と弟・妹はこの被害の犠牲となった悲しい過去があり、このような思いをする人を減らしたいと思っての行動から来ていると思われる。
経歴
元々は士官学校を卒業していて防衛隊に所属していた。
ミゼルによって起されたミゼルクライシス(Wの時に起きた出来事)では防衛隊は歯が立たずに悔しい思いをした他、家族を失うショックな出来事も起きてしまう。この経験から少しでもこんな思いをする人を減らしたいと思い立ち、ミゼレム襲来の9ヶ月以上前から防衛隊を脱退し、アテナス特殊警備を設立した。
ミゼルと同等のテロが起きる可能性を想定していたため、所属装甲娘をミゼレムと戦闘できるように訓練を行った。
ファーストケース選考会に向けた模擬戦では、隊長の指揮能力と装甲娘達の技術力のお陰で防衛隊を除く民間チームには負け知らずであった。
ファーストケース選考会決勝では初めてアテナス特殊警備が防衛隊に勝利し、隊長がファーストケースの指揮を担うことになる。
第1シーズン第5章では、リノを護るために指揮車で突撃して護ることに成功したが、軽傷なものの頭を切る怪我をした。
第1シーズン第6章では、町外れのキャンプ場を一人で偵察した際にミューとステルス機能付きミゼレムが隊長を暗殺しに来たが、一緒にパトロールをしようと後をつけてきたソフィアがミゼレムを破壊したため助かる。
関連人物
カカム
隊長とは同じ防衛隊所属で10年近くの長い付き合いの女性。当時は同期だった。
サクライ マサト
隊長の大学時代と防衛隊時代の後輩。
防衛隊に所属しており、防衛隊時代に士官だった隊長に憧れていた。
妹のスザク(サクライ アカエ)がアテナスに所属している。
山野淳一郎
隊長の尊敬している人。
弟子になりたいを志願したが弟子を取っていないからと断られたものの、隊長の相談に乗ってくれる。
ジ・エンペラー(カタクラ ソフィア)
隊長を敬愛するとともに、異性として好意を寄せる相手。
クノイチ(トウモト ケイ)
共に現在のアテナス特殊警備を作り上げたパートナー。
ヴァンパイアキャット(コウヤマ アンリ)
隊長によく遊んでもらっていた。
AX-00(アイカワ レミ)
兄と隊長が似ているため、兄と比較してしまう所がある。
ショウグン(オワリ カスガ)
彼女の窃盗を未遂に終わらせ、彼女を更生するきっかけを作った。
ジライヤ(コウサカ ツヅミ)
アテナス特殊警備を設立した頃に面倒を見た装甲娘。言及から預かり・研修を含めればアテナスの隊長として装甲娘と関わったのは彼女が最初になる。
スザク(サクライ アカエ)
隊長の後輩のサクライ マサトの妹。
隊長に憧れてアテナスに志願した。
ビビンバードX-Ⅲ(ヒフミ ヨシコ)
今まで見てきた男性の中で隊長が一番頼れる男性と思い、「アニキ」と呼んでいる。