概要
「ゆらぎ荘の幽奈さん」に登場する結界術の一種で、雨野狭霧や雨野雲雀といった誅魔忍、そして作中に登場する強大な霊的存在が使用する。
当初は誅魔忍だけの秘術かと思われていたが、元々この術を生み出したのは、本作で強力な霊的存在の家系「御三家」の中でも、特に強力な術の使い手である狐憑きの一族「天狐」が生み出したもの。
しかし、一族の総力を高めんがため分家を作りすぎた弊害で反逆者が現れ、その過程で霊装結界の術が他の御三家である「宵ノ坂」や「八咫鋼」に渡ってしまった。この過程で、誅魔忍にも霊装結界が伝わったものと考えられる。
機能
あらゆる術や物理攻撃を受けた際、そのダメージを着用者の身代わりに受け止め、無効化する役割などがある。ダメージを受ければ解除されるが、霊力を注ぎ込むことで再構成も可能。
「あらゆる術」とはいっても、通信術の一種は通すことが可能。のちにその「穴」を利用して術を強制解除されたが、のちにその「穴」も対策されるようになった。
物理的なダメージは無効化されるが、「衝撃」は無効化されないため、受けた攻撃で吹っ飛ばされることがある。
また、霊装結界同士を接触させると相殺し合い、部分的にわずかながら穴が開く。ただしその現象を引き起こすためには、何度も同じところを叩く必要がある。
反転霊装結界
霊装結界を応用した拘束術。
「外部からの術を防ぎ、内部からの術を通す」特性を反転させた霊装結界の切れ端を相手に巻き付けることによって、相手の術の使用や身動きを封じる。
外見
誅魔忍の外見は、身体に密着した全身タイツのような衣服で、一色をベースに一色の線で幾何学模様が書かれている。
因みに、狭霧は紺ベースに白ライン(左)、雲雀は白ベースに赤ライン(右)のものを着用。
「宵ノ坂」の一族の場合は、四肢に黒い装甲が纏われる。胴体部分は生身のままとなっている。
「天狐」の一族の場合は、服の破れがランダム性であることを嫌って改良しており、一見普段着にしか見えないスタイルをとっている。
ただ、上記のような見た目やダメージを受け止める際の方法(衣服が破ける)などから、扇情的でエロティックなものになってしまっている。ちなみに、服の破損場所についてはランダムで、ダメージを受けていない箇所が破れることもある。
関連イラスト
狭霧や雲雀が着用したイラストの他、他作品の人物がまとった姿のイラストも多い。前者は、上記の機能を生かした服ビリ要素など、露出多め、後者は、ぴっちりスーツを楽しむことを重視した、露出少なめのものが多い。
他作品の人物がまとったイラストでは、なぜか霊装結界を桃色にアレンジしたものが多い。
関連タグ
対魔忍スーツ:恐らく元ネタ