「霹靂劍魂」とは、霹靂布袋戲で素還真が登場するシリーズの第5作目である。1990年1月開始で、全20集。
作品解説
概要
北域の活動が活発になる中、島送りになったはずの歐陽上智が中原に姿を現す。
誤解とすれ違いと間の悪さが積み重なり、人々を殺し合いへと追い詰めていく様はさすが霹靂。
主な登場人物
中原一の賢人。社会不安の原因となる歐陽上智の殺害を決意し、半駝癈に協力を求める。
- 歐陽上智
かつて武林の頂点にあった男。童顔未老人の協力により中原に舞い戻る。
- 照世明燈
手提灯篭が目印の青年侠客。歐陽上智と同一人物だと疑われる。
- 一線生
素還真の友人。關足天から名前をもらっている。
- 關足天
北域の半分を支配する存在。一線生を使い中原へ侵攻する。
- 通瑤池
關足天とともに北域を二分する女領主。女暴君の新たな上司。
- 女暴君
かつての歐陽世家の一員。中原での権力争いに破れ、北域に鞍替えする。
- 冷劍白狐
中原で一二を争う剣客。歐陽上智に協力しつつ複雑な思いを抱く。
- 仇魂怨女
不思議な歌とともに現れる白装束白仮面の女。歐陽上智を深く恨んでいる。
- 童顔未老人
雨台齊天塔の主人。十二獣人を完成させ、南覇天を滅ぼす。
- 普九年
南覇天の元軍師。童顔未老人との争いに敗れ、新たな希望として「天虎八将」を探し始める。
- 半駝癈
老鍛冶にして無類の剣客。北域の者たちを手玉に取る一方、自らの衰えを感じている。
- 崎路人
背中に布袋を背負った正体不明の青年。強力な武功を持つ。
刀狂劍痴の通称で知られる刺客。半駝癈を師と慕いつつ、歐陽上智にも強い恩義を感じている。
- 蕭竹盈
葉小釵の妻で金少爺の母。夫や息子との復縁を望んでいる。
- 金少爺
葉小釵と蕭竹盈の息子。一銭一命の強さに魅せられ、押しかけ弟子になる。
- 一銭一命
一劍萬生と一刀萬殺の弟子。金少爺を自らの復讐に利用しようとする。
関連タグ
関連リンク
- 公式サイト紹介ページ「霹靂劍魂」※中国語