「霹靂皇朝之龍城聖影」とは、 霹靂布袋戲で素還真が登場するシリーズの第35作目である。
2004年10月開始で、全40集。
作品解説
概要
琉璃仙境に素還真が戻り、北辰皇朝をはじめとする新興勢力の拡大等の問題に関わっていく。嗜血者との争いがほぼ収まり、逆に人間対人間の泥沼が際立つシリーズ。
シリーズ中に素還真が初登場から1000集目を迎え、記念の小コーナーが番組内で展開される。
主な登場人物
中原一の賢人。三十年後の蓮によって蘇る。
道教の伝説的な剣客。友人たちの事情に振り回されつつ、武林の安定のため策を練る。
帯剣を許されている特殊な僧侶。取り込んだ邪悪の力により昏迷に陥る。
儒門天下の龍首と呼ばれる嗜血者。佛劍分說の体内の力を狙う。
- 聖蹤
劍子仙跡の友人。武林の平安のため彼に協力する。
- 邪影
最近武林を騒がせている黒衣の青年。聖蹤を悪人と断じる。
- 蝴蝶君
北武林の殺し屋。金にこだわる以外は気持ちの良い二枚目半。
- 公孫月
素還真の動きを見張る男装の麗人。蝴蝶君に惚れられている。
大剣を背負った隠者。剣が縁で北辰皇朝と関わる。
- 屈世途
琉璃仙境の管理人。素還真と漫才ができる人。
刀狂劍痴の二つ名で知られる侠客。素還真とともに琉璃仙境に現れる。
- 魔龍祭天
野心家の意識能力者。各派に潜入し権力を握ろうとする。
- 聖不賢、釋非真、道無法
三教怪人と呼ばれる奇人たち。神獣「殷玳」を手元で飼う。
- 聖曇嵐赫
西佛國の新たな「活佛」。白髪白眉の少年。
- 磋峨
本来いるはずのない先々代の活佛。意識を封じられ剣闘士をしていた。
- 北辰元凰
北辰皇朝の皇帝。仁政を敷きつつ、皇朝内部の敵を次々抹殺していく。
- 北辰胤
北辰元凰の父方の叔父であり、本当の父。息子に命を狙われる。
- 玉階飛
北辰元凰の師。六醜廢人を頼るよう遺言して病死する。
- 三教罪人
独自の教義を唱える宗教者。元凰の師になる。
- 六醜廢人
市井に隠れ住む賢人。醜い外見をしている。
- 地理司
北辰王朝の龍脈を守る奇面の老人。
- 長孫祐達
北辰元凰の母方の叔父。元凰を恐れ逃亡する。
- 鐵十三
大酒飲みの女鍛冶。元凰を敵視している。
- 箴有力
西北十酋の族長のひとり。鐵十三を気に入る。
- 琴絕絃
絶海の孤島に住む琵琶弾きの美女。
- 皮鼓師
密林に隠れ住む異形の太鼓作り。「眠っている殷玳の皮を目覚めさせることなく剥ぐほどの剣の名手」を探している。
- 骨簫
淫靡な雰囲気ただよう美女。北武林三大玄音のひとり。
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