「華陽初上鴻門紅,疏樓更迭,龍鱗不減風采;
紫金簫,白玉琴,宮燈夜明曇華正盛,
共飲逍遙一世悠然。」
概要
「霹靂布袋戲」シリーズの人気キャラクター。
武林の「三先天」の一人である儒教先天として知られる。
儒門天下の龍首。煌びやかな着飾りをしている文化人。言葉に儒教訛りを用いる。機敏で弁舌を好み、かなりの自信家。その作風は儒教の伝統的なイメージを覆した。
自由自在な隠居生活を過ごしたが、友人の劍子仙跡の要請に応じ、再び中原に踏み入る。
プロフィール
性別 | 男 |
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初登場 | 霹靂九皇座 第50集 |
根拠地 | 疏樓西風、一派秋容.三分春色など |
身分 | 儒門天下龍首 |
友人 | 劍子仙跡、佛劍分說、楚君儀 |
門派 | 儒門天下 |
従者 | 穆仙鳳、應無憂など |
部下 | 流川飄渺、少陵御史、蒙山飛燕、陸華娥など |
武器 | 紫龍(元の名は闢商)、邪之刀、紫龍影、御皇、明斷廌淚 |
所有物 | 白玉琴、寧闇血辯 |
人物
通称「龍宿」。座右の銘は「華麗無双」で、美を追求しており、物事は華麗に行うことを好む。
文化人であり、琴をたしなみ、書画を得意としている。劇中では友人の劍子仙跡の肖像画を描くシーンが見られる。
初登場の頃は「霹靂九皇座」の最終盤で、友人の劍子仙跡とともにお茶を飲みながら、煙管を手にして吸っていた。
武器だった紫龍の元の名は闢商。令狐神逸が鋳造した華麗な剣で、龍宿がひそかにそれを奪った。真珠を施したことで、剣の柄は青から紫色に変化し、紫龍になった。その後、紫龍は傲笑紅塵により断たれた。
「霹靂神州III之天罪」以降は紫龍影や御皇などの剣を使う。紫龍影と御皇は、いずれも龍宿をイメージに作られた煌びやかな剣で、伝説の鍛冶師・江南春信の手によって造られた。
聖と魔の力を併せ持つ。嗜血者の冰爵・禔摩を利用したことで、嗜血者の能力を身に着け、不死身となった。通常の嗜血者は日差しを受けたら即死するが、龍宿は白昼でも行動できる特殊な体質を持つ。
傲笑紅塵を襲撃したことにより、一度劍子仙跡と佛劍分說たちを敵に回したが、劍子仙跡の努力によってついに和解。その後も中原正道のために行動している。
劍子仙跡とはお互いにとって仲の良い悪友であり、龍宿はよく劍子に振り回される。所有物の白玉琴は劍子からの贈り物で、龍宿はお返しに紫金簫を劍子に贈った。
関連イラスト
関連タグ
三教頂峰
関連リンク
- 公式人物資料(疏樓龍宿)※中国語