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霹靂至尊

ぴーりーしそん

「霹靂至尊」とは、霹靂布袋戲で、素還真が登場するシリーズの第3作目である。
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「霹靂至尊」とは、 霹靂布袋戲素還真が登場するシリーズの第3作目である。1989年11月開始で、全15集。


作品解説編集

概要編集

 物語は、前作「霹靂眼」で武林至尊の地位についた歐陽上智が暗殺されるところから始まり、復帰した彼が地位を失うところまでが描かれる。

 武林の混乱を防ぐため奔走する素還真の姿と並行して、のちの主要人物である葉小釵の過去話が挿入されるが、このシリーズ内では二人の関わりはほぼない。

主な登場人物編集

 中原一の賢人。歐陽上智とは対立関係にあったが、彼の暗殺により武林に新たな混乱が起こらないよう、歐陽世家に協力する。

  • 一線生

 素還真の友人で、歐陽世家の一員。急速に求心力を失う歐陽世家を維持しようと、素還真に随行する。

  • 歐陽上智

 歐陽世家の頭首で武林至尊。自ら暗殺されたように装い、反抗分子を根絶やしにしようと企む。

  • 半月郎君

 長江の南にある「南覇天」の実質的指導者。中原進出を狙っている。

  • 童顔未老人

 黄河の北にある「雨台齊天塔」に住む賢者。博識で知られ、塔の試練を越えて彼に面会出来た者は様々な助言が得られる。南覇天同様、中原進出を狙っている。

  • 流星君

 雲路天宮宮主。南覇天との抗争に破れ、藍色天朝に身を隠している。歐陽上智を命の恩人と敬っている。

  • 蕭竹盈

 流星君の娘。家の復興のため、正体を隠して歐陽上智に協力する。

 歐陽上智配下の刺客。「刀狂劍痴」の通称で知られているが姿を見た者がなく、実在が疑われている。

  • 金少爺

 中原武林で最近名を上げている刀使い。顔に大やけどを負ったことから、南覇天との関わりが生まれる。

  • 照世明燈

 手提灯篭を手に中原内をさすらう侠客。葉小釵と交互に現れるため、一部で同一人物説が取り沙汰される。

  • 一劍萬生

 中原の実力者の一人。「飛剣」の使い手として知られる。葉小釵を敵視している。

  • 一刀萬殺

 一劍萬生の親友。強面だが友人思いで、嘘に胸を痛める善良さを持つ。

  • 半駝癈

 山奥の茅葺小屋に住む背の曲がった老人。刀鍛冶で高僧で剣の達人。葉小釵を現在の姿に導いた人間の一人。

  • 普九年

 荒野に住む隠れた賢人。南覇天の参謀になる。

  • 風雨殘生

 歐陽上智の娘。訳あって双子の乳児とともに雲路天宮に保護されている。代行姥姥から、自分の父と流星君の関わりを聞かされる。

  • 代行姥姥

 主人不在の雲路天宮を守る女性。雲路天宮の歴史として、蕭竹盈と葉小釵の過去を語る。


挿入歌情報編集

 多年以後

 歌唱:姜育恆

 作詞:黃慶元/李子恆

 作曲:黃慶元

 編曲:陳志遠


関連タグ編集

霹靂布袋戲

素還真 葉小釵


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