概要
非常電話(ひじょう でんわ)とは、非常時にだけ使う目的で設置される電話設備。
(1) 高速道路などで故障や事故が発生した際に、管制センター、警察、消防、JAFなどに連絡するために使う、非常時専用の公衆電話。また、それを表す道路標識(案内標識)。
一般道路でも高速道路に近い規格で造られたバイパス(横浜新道、小田原厚木道路、宇都宮北道路など)やトンネルなどに設置されることがある。
(2) 非常警報システムの一種である自動火災報知設備の機器としての、電話機。
自動火災報知設備は、消防法施行規則(昭和三十六年自治省令第六号)第二十五条の二第三項の規定に基づて設置される。
関連イラスト
- 高速道路等の非常電話
- 非常警報システムの非常電話