飛行島
ひこうじま
約束されし<最果ての地>へと
人々を導く、天空の船――
- 何らかの力で空中に浮かんでいる島。→浮島
- 白猫プロジェクトに登場する空飛ぶ島・要塞。本項にて説明する。
とある小さな島<アストラ島>の北端にある、旧王朝時代の古代遺跡に眠っていた空飛ぶ島。
それまで誰も手を出せなかった遺跡だが、古代文字を読むことができたアイリスやカイル・主人公の手によって遺跡の攻略が完了。闇に呑まれたカイルを除いた主人公・アイリス・キャトラと、飛行島の存在を知っていたバロン・ヘレナが乗り込み、彼らの冒険が始まった。
ルーンや魔法、飛行艇といったファンタジーな世界観の本作においても、島が浮くという現象は今までにない未知の現象であったようで、今後登場するキャラクターの『思い出1』で飛行島に驚く様子というのは、もはや鉄板ネタになっている。その奇怪さ故に主人公たちは度々飛行島の冒険家たちと呼ばれるようになり、その呼称は公式も利用するように。
島の形状は一般的な浮島のような形状ではなく、冒頭に述べられているように船・要塞と形容した方がしっくりくるもの。島の中心には主人公たちが暮らすアジトが建設されており、その周りは空き地になっている。この空き地に後述する育成で様々な建物を建てていき、それぞれのプレイヤーの好きなように飛行島を作り替えていくことが、本作の醍醐味の一つである。
物語を進めていくと、とある人物の手によって、飛行島の内部にも大きな空間があることが判明。そこにも建物を建てることができるようになっており、これまで以上に自由度の高いデコレーションができるようになった。
島には羽やプロペラのようなものがついてはいるものの、それはあくまで飛行の補助が目的であり、島が浮く動力部は前述した飛行島内部にあった巨大なコアルーンによるもの。
製造された日は不明だが、白と黒の時代に<白の王国>によって製造されたことが判明しており、その後旧王朝時代にとある人物の半分が彼と共にのちのアストラ島になる島の遺跡に封印。その際、遺跡に古代文字で碑文を残し、それを読むことができる者が飛行島を得られるように仕組ませた。
飛行島の冒険家たちは、基本的にはゲーム内で入手できるキャラクターすべでが該当するため、ここではメインストーリー第一部『大いなるルーン編』で仲間になる者たちを一部記載する。
言わずと知れた、赤髪の冒険家。
こちらも言わずと知れた、もう一人の主人公。
本作を代表する、喋る白猫。
主人公を冒険の旅に引き込んだ冒険家。
アストラ島で鍛冶屋をしていた、未だ謎多きライオンの獣人。
アストラ島で主人公を育てた、酒場の店員。
イスタルカ島に住む心優しいエルフの青年。
バルラ島の騎士団長を務める男。
ビレント島に住む元気一杯な半獣の少女。
ディーダ島のある科学者によって作られた少女型のアンドロイド。
アオイの島に住む風来坊のような雰囲気を漂わせる男。
メルヘン島に住む、人語を解するおしゃべり馬。
学術都市スキエンティア出身で、冒険家に憧れる少年。
バルへイムに居た不思議な初老の男性。
フムニールに仕える従者。
海底の島ウェルテクスに住む、人魚の女性。
貴石の国センテリュオの、<ルーンナイト>の隊長たち。
キ・ガルシェにある虚空の幽園への門を守る、再生の巫女。
- 大きさに関しては、具体的な数値が述べられていないため未知数だが、「島が飛んでる」と形容されるほどのサイズ感と、数十人が住んでも問題ないような描写から、某日テレ系DASH企画の無人島クラスに大きいのではと考えられる。