1997年5月14日生まれ、京都府亀岡市出身。
左投左打。
小学校・中学校は軟式野球部に所属。
龍谷大学付属平安高等学校では1年秋からベンチ入り。甲子園出場は3度経験。
2年春の第86回選抜大会では4試合に登板し、3勝を挙げ、初優勝に貢献し優勝投手となった。
3年春の第87回選抜大会では浦和学院戦で延長戦で2失点を喫し、初戦敗退。
3年夏の京都大会では、京都翔英戦で7失点を喫し、敗退。
2015年10月22日に行われた2015年度ドラフト会議で東京ヤクルトスワローズから3位指名を受け、入団。
1年目は一軍登板なし、2年目は左肩を痛め、癒えたところで今度は腰痛を発症。
3年目の2018年シーズンは、一軍初登板となる9月5日の中日ドラゴンズ(明治神宮野球場)戦で5回を投げ、5失点。
10月2日の対横浜DeNAベイスターズ戦(明治神宮野球場)では5回1失点8奪三振の好投でプロ初勝利。
2019年シーズンは、先発ローテーション入りし最終的に防御率5.76ながら19試合に先発し、4勝を挙げた。
2020年シーズンは、7月30日の対阪神タイガース戦(明治神宮野球場)でシーズン初勝利を挙げるもコンディション不良から10試合にとどまる。
2021年シーズンは6月13日の対福岡ソフトバンクホークス戦(PayPayドーム)でシーズン初勝利後1軍定着。しかし打線に恵まれず打線の援護に見放され勝敗は4勝1敗に留まったが、防御率2.87、WHIP1.07と安定した投球を披露し、後半は奥川恭伸と先発陣を引っ張り、優勝に貢献。
2023年には第5回ワールド・ベースボール・クラシック日本代表に選出された。
1次リーグB組のオーストラリア戦のみの出場だったが2番手で初登板し、2回1安打無失点と好投。
家族
兄と妹がおり、兄の利政は愛知県名古屋市の矢場とんに勤務、社会人野球クラブの「矢場とんブースターズ」に所属。
2023年8月29日の中日対ヤクルト戦はゲーム・スポンサーとして「竜も名古屋も!アゲ揚げ矢場とんナイト」と銘打ち、利政が始球式の投手(本来のポジションは内野手)を務め、一軍登録抹消中だった弟の奎二が打席に立ったことで“兄弟対決”が実現した。
2021年1月5日、元AKB48で歌手の板野友美と結婚。婚姻届は、ヤクルトの高津臣吾監督と板野の恩師である秋元康が証人の欄にサインしたものを2人で提出。10月10日に第1子となる女児が誕生。