魔人ジャーク
まじんじゃーく
「暗黒タマタマ大追跡」の登場キャラ。
1000年以上前に、珠黄泉族の霊能者に騙されて悪事を働いた魔人。後に珠由良・珠黄泉両族の手によって霊能者と共に倒され埴輪に封印された。
凄まじい魔力を有しており、「どんな兵器より強い」「(復活すれば)世界は恐怖と闇に包まれる」と言われている。
もし埴輪から出てきた直後しかも万全の状態だったらたぶん地球は滅びたと思われる
本作品ではこのジャークを巡り、野原家+珠由良族と珠黄泉族の争奪戦が行われた。
埴輪から封印を解くためには珠由良・珠黄泉両族の持つ光るタマが必要だが、珠由良族のタマはひまわりが飲み込んでしまい、これがきっかけでひまわりが珠黄泉族に狙われる羽目となった。
その後、ひまわりからタマは無事に出てきて、珠由良のメンバーは珠黄泉族との決戦にも勝利し、封印が解かれる事を免れた。
かに思われたが…
しんのすけ「これで、でめたしでめたしだよねぇ!」
ひろし「逆だろ!!」
みさえ「何聞いてたんだぁ!?」
なんとしんのすけは、埴輪にタマを入れる事ですべてが平和的に終わると勘違いしていて、ひまわりと共に埴輪にタマをはめてしまった。
そしてついにジャークは1000年ぶりに封印が解かれる。
(このとき魔力はほんの一部しか残っていなかったにも拘らず空が真っ黒になることや衝撃波からその魔力のすごさが窺える)
「私を呼んだのはお前たちか!?」
ついに姿を現したジャーク、ヘクソンは彼に問う。
「お前の力を借りたい!」
ヘクソンが嘘を言って、力を貰おうとしたとき…
「もうちょっとやっだ~!信じられな~い!」
厳かな登場からわずか数秒でオカマ口調で話し始め一気にキャラ崩壊。なんと、出てきたジャークはオカマと化していた…
本人曰く「1000年以上もタマを取られていた為に、オカマになった」らしい。いや、そのりくつはおかしい。
名前に反して善良な存在のようで、ヘクソンを見た途端、彼が自分をだまして悪行をやらせた者にそっくりだったらしく、彼の力になる事を拒んだ。1000年前のことも、あくまで魔ン棒で操られてただけとのこと。
さらに、魔人の賞味期限?も1996年12月31日(騒動の前年)で切れていた上に、残った魔力も埴輪から出てくる際に全部使ってしまい、もはやただのオカマでしかなくなった(これを聞いたへクソンは顔を歪める程の怒りを見せ、ナカムレは「アホらし」と脱力してしまう)。
その後、行く当ても無かった為か、ローズらに誘われて彼らの店で働くことになった。
エンディングにて同じく店で働くこととなったサタケと共に三兄弟と楽しくやっている様子が描かれている。
CV:青森伸
番外編の一つである「ぶりぶりざえもんの冒険」では、大昔に勇者によって封印された魔王が眠る瓶を巡ってしんのすけらと敵が対決するという本作とよく似た話が登場する。尚、こちらも手違いで魔王の封印が解かれるものの、魔王は何千年も封印されていた間に瓶の中ですっかり年老いてしまい、寝たきりの老人となって復活し、周囲をズッコケさせた(アニメでは、魔力もほぼ残っていなかった模様)。
クレヨンしんちゃんには同名のキャラがもう1人おり、それは「本当に怖い呪いの人形の話だゾ」で登場する呪われた人形である。
詳しくは『ジャーク(クレしん)』を参照。