「日本のお母さんを代表して、お仕置きしてやるぜぇええッ!!」
CV:立木文彦
概要
筋骨隆々とした大柄な体格で強面の風貌をした珠黄泉族の用心棒。しかし、雇い主の玉王ナカムレには頭が上がらず、因縁のあるヘクソンやチーママ・マホとは激しく対立している。
元・悪役レスラーだけあって頑丈なバリケードもぶち破るほどの屈強な肉体とパワーを誇るが、プロレスラーになる以前はベビーシッターだった異色の経歴を持ち、見かけによらず子供好きで根は心優しい(健康ランドでしんのすけに乗せられて律儀にじゃんけんしたり、「お着替え競争じゃねえぞっ!」としんのすけやローズ達にノリツッコミを入れるなどのやり取りを見る限りその片鱗がうかがえる)。そんな根っからの悪人ではない人柄ゆえか、レスラー時代も中途半端な悪役だったらしく、マホやヘクソンからも「この仕事向いてない」だの「これ以上そいつの馬鹿面は見たくない」だのと酷評される始末。しかし、みさえに似てイケメン好きのひまわりが強面のサタケにしっかり懐いており、元ベビーシッターは伊達ではないようだ。
マホからは「汗臭い」と扱き下ろされているが、サタケ自身「風呂にはきちんと毎日入っている」と反論している。
物語の後半、ヘクソンが連れ去ってきたひまわりの面倒を看る羽目になるが、目的を果たしてもひまわりを解放しようとしないヘクソンや、子供をも物のように扱うチーママ達に業を煮やし、元々反りが合わなかったこの2人との対立が決定的となり、最終的には野原一家達を迎え討とうとした際、チーママに雑に扱われて泣きじゃくるひまわりを泣き止まそうとあやすサタケだったが、家族を前に必死に涙を堪えようとするひまわりを見て、元ベビーシッターとしてこれ以上年端も行かない赤ん坊を悲しませるのを耐え切れなくなり離反を決意。サタケは「玉はもう出したから体はどこも異常無し」と伝えながら、ひまわりをひろし達に返し「よおチーママ、お前の言う通りオレこの仕事向いてねえな。悪いことするより、いいことした方が気持ちいいや」とチーママへの盛大な皮肉と共に、珠黄泉族を裏切りしんのすけ側に加勢した。ちなみに、玉王に裏切りの理由を聞かれた際には、サタケは「給料を上げてほしいのに上げてくれなかったから」と答えた。
ヘクソン戦は力及ばず叩きのめされてしまうが、みさえの「歌を歌って頭を空っぽにする」作戦に参加したり、その後のジャークの復活やヘクソンの悪足掻きの際にも、要所要所でサポートをしている。
事件が終わった後は珠黄泉族の中で唯一逮捕されず、珠由良ブラザーズのオカマクラブでウェイターとして働いている。
余談
中の人は後にTVシリーズで酢乙女あいの執事・黒磯を演じている。